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本日ここに、令和7年第1回軽井沢町議会定例会12月会議が再開されるにあたりまして、ご挨拶を申し上げます。
町内公民館分館等24カ所への防災機能強化を目的とした、Wi-Fi環境の整備が11月5日までに完了し、利用されるすべての方が(無料で)インターネットを利用できる公衆無線LAN環境が整いました。今後は、緊急時を含めた各区自主防災組織との連携手法について、有効なツールの選定や導入に向けた検討を進めたいと思います。
民泊事業に関する要望ですが、11月11日に長野県庁において、関副知事に要望書を手渡しました。関副知事からは、「切実な課題であると認識しており、県としてできることはどういったものがあるのか、ぜひ検討させていただきたい」との回答をいただき、軽井沢の静謐(せいひつ)な環境を守るということでは、同意が得られたと思っております。県と課題認識を共有して静謐(せいひつ)な環境・文化を守っていくため、強い姿勢で臨んでまいります。
11月22日に軽井沢駅北口におきまして、「軽井沢ウインターフェスティバル2026」のオープニングセレモニーを開催し、多くの方にお越しいただきました。セレモニーでは、矢ケ崎公園において、多くの花火が打ち上げられ、来場されていた皆さまに喜んでいただきました。来年2月28日まで、町内各所で「イルミネーション装飾」や「ぐるっとマルシェ」が行われ、他にも「軽井沢スイーツ散歩」「軽井沢ウェディング合同バスツアー」「クリスマスコンサート」「軽井沢スケート競技会」「氷彫刻展示」「軽井沢オープンカーリング大会」などが開催されます。皆さまにおかれましては、ご家族、ご友人等お誘い合わせのうえ、各種イベントをお楽しみいただければ幸いです。
11月27日に、国際特別都市建設連盟による「松江宣言」を公表し、奈良市長定例記者会見に芦屋市長、松江市長とともにオンライン参加いたしました。当町も国際親善文化観光都市として、国際特別都市建設連盟に加入しており、排外主義に与(くみ)しないという考えを明確にし、国際都市として日本の発展に貢献することを宣言しました。
軽井沢中学校3年生の総合的な学習の時間として「軽井沢学」の発表を町議会活性化特別委員会及び町議会有志並びに軽井沢高校生徒会役員の協力により、12月5日(金曜日)14時から議場にて行います。中学生の発表に対して、議員並びに高校生よりフィードバックを行うなど、中高生と議員との交流がより一層深められればと思いますのでよろしくお願いいたします。また、住民の皆さまも傍聴いただければ幸いです。
重要文化財旧三笠ホテル関係ですが、10月1日には、旧三笠ホテルのリニューアルオープン記念式典を執り行い、あいにくの雨模様ではありましたが、川島議長をはじめ関係する皆さま 74名の方にご参列いただきました。式典の後、ご参列の皆さまには館内を見学していただき、短い時間ではありましたが、新しい展示や説明ビデオなどを熱心にご覧いただき、手ごたえを感じました。入館者につきましては、10月の最多日は3連休の12日(日曜日)に470人、ひと月の累計は8,894人でした。休館前の令和元年10月は7,673人でしたので、比較すると約1,200人の増加となりました。開館が10月からであったこともあり、指定管理者からは想定よりも落ち着いて来館者の対応ができていることが報告され、順調な滑り出しを迎えられたと思います。また、指定管理者にて運営しているカフェやミュージアムショップ、貸衣裳においても好評いただいております。今後も、多くの方に旧三笠ホテルへご来館いただければと思っております。
本日提案した議案等につきましては、後ほど担当課長より詳しくご説明いたしますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、本会議の再開のあいさつといたします。