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クマガイソウの花が咲いていました 花だより 2025年 5月11日
5月11日 植物園で見られる植物です。
クマガイソウ(ラン科)
北海道(西南部)、本州、四国、九州のスギ林や竹林に群生する多年草です。複数の株で淡い黄緑色の花が咲いている様子が見られました。
ヤマシャクヤク(ボタン科)
北海道、本州、四国、九州の林に生える日本に固有な多年草です。複数の株で白色の花が咲いている様子が見られました。
ツルカメバソウ(ムラサキ科)
本州(中部地方および東北地方の太平洋側)の山地に生える多年草です。複数の株で白色に近い淡い青紫色の花が咲いている様子が見られました。
クリンソウ(サクラソウ科)
南千島、北海道、本州、四国の山麓の湿地に生える多年草です。複数の株で紅紫色や白色などの花が咲いている様子が見られました。
オオツクバネウツギ(スイカズラ科)
本州(福島県、関東・中部地方以西)、四国、九州の山地の明るい林や岩場などに生える落葉低木です。複数の株で黄白色の花が咲いている様子が見られました。
セリバヤマブキソウ(ケシ科)
本州、四国、九州の湿り気のある肥沃な落葉樹林に生えるヤマブキソウの一品種。葉は羽状に裂けて、その裂片はさらに深く切れ込みます。複数の株で黄色の花が咲いている様子が見られました。
ヤマトグサ(アカネ科←ヤマトグサ科)
本州(秋田・茨城県以南)、四国、九州の林に生える日本に固有な多年草です。複数の株で黄色の雄しべが垂れ下がっている様子が見られました。1884年に牧野富太郎博士により採集され、1887年、日本人により初めて日本から記載・発表された植物として知られています。
この他、アカネスミレ、アケビ、アシタカツツジ、アズマシャクナゲ、アメリカスミレサイシン、イカリソウ、イヌナズナ、イワニガナ、ウマノアシガタ、ウワミズザクラ、エンコウソウ、オオバナノエンレイソウ、オニタビラコ、オニヒョウタンボク、カキドオシ、カテンソウ、カラタチ、カルイザワツリスゲ(=クジュウツリスゲ)、キジムシロ、キュウリグサ、クサノオウ、クサボケ、クリンユキフデ、クロバナロウバイ、クロフネツツジ、グンバイナズナ、コクサギ、コハコベ、コンロンソウ、サクラソウ、サルマメ、サンカヨウ、シコクカッコソウ(紅花・白花)、シジミバナ、シナノタンポポ、シラネアオイ、シロバナノエンレイソウ、シロヤシオ、シロヤマブキ、ズミ、セイヨウタンポポ、セリバヒエンソウ、センダイハギ、セントウソウ、タガネソウ、タチカメバソウ、タチツボスミレ、タデスミレ、チゴユリ、チドリノキ、チョウセンヤマツツジ、ツクバネソウ、ツボスミレ、ツルキンバイ、テンガイメギ、トウグミ、トウゴクミツバツツジ、ドウダンツツジ、ナズナ、ニガイチゴ、ニリンソウ、ニワザクラ、ハウチワカエデ、ハッカクレンの一種(白花)、ハナズオウ、ヒカゲツツジ、ヒメオドリコソウ、フタバアオイ、フデリンドウ、ベニバナサナギイチゴ、ボケ、マルバコンロンソウ、ミツガシワ、ミツバアケビ、ミツバツチグリ、ミヤマウグイスカグラ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ムレスズメ、メギ、モモ、ヤマツツジ、ヤマブキ、ヤマブキソウ、ユキグニミツバツツジ、ユキザサ、ヨドガワツツジ、ラショウモンカズラ、リュウキンカなどご覧いただけます。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。