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サクラソウの花が咲き始めました 花だより 2025年 5月1日
5月1日 植物園で見られる植物です。
サクラソウ(サクラソウ科)
北海道(中南部)、本州、九州の山麓や川岸の湿り気の多い野原などに生える多年草です。複数の株で紅紫色の花が咲いている様子が見られました。
トガクシソウ(メギ科)
本州(中北部の多雪地帯)の落葉広葉樹林にまれに生える日本に固有な多年草です。複数の株で淡い紫色の花が咲いている様子が見られました。トガクシソウの名前は、長野県の戸隠山で初めて発見されたことに由来するそうです。
シラネアオイ(キンポウゲ科)
北海道(日高以西)、本州(中部地方以北)の日本海側地域の多雪地に生える日本に固有な多年草です。複数の株で淡い青紫色~淡い紅紫色の花が咲いている様子が見られました。
タデスミレ(スミレ科)
本州(長野県)の山地の林の縁に生える多年草です。芳香のある白色の花が咲き始めました。長野県特別指定希少野生植物のひとつで大切に栽培しています。
ホソバノアマナ(ユリ科)
北海道、本州、四国、九州の山地の草原に生える多年草です。複数の株で白色の花が咲いている様子が見られました。
ツルキンバイ(バラ科)
本州、四国、九州の主に太平洋側の山地の落葉樹林に生える多年草です。複数の株で黄色の花が咲いている様子が見られました。
カルイザワツリスゲ、クジュウツリスゲ(カヤツリグサ科)
本州(中北部・九州)の山地の草原にまれに生える多年草です。茎の先端に雄花が、茎の側方に雌花が咲いている様子が見られました。
この他、アカネスミレ、アケビ、アシタカツツジ、アズマシャクナゲ、アポイカンバ、アミガサユリ、アメリカスミレサイシン、イカリソウ、イヌコリヤナギ、イヌナズナ、イロハモミジ、ウグイスカグラ、ウスバサイシン、ウメウツギ、エイザンスミレ、エゾノウワミズザクラ、エンコウソウ、オオイヌノフグリ、オオカメノキ、オオバナノエンレイソウ、オオヤマカタバミ、オキナグサ、オニヒョウタンボク、カキドオシ、カジカエデ、キジムシロ、キバナイカリソウ、キブシ、キュウリグサ、クサノオウ、クサボケ、クリンソウ、クリンユキフデ、クロウメモドキ、グンバイナズナ、ケマルバスミレ、コキンバイ、コクサギ、コハコベ、コモロヤエベニシダレザクラ、サンカヨウ、シコクカッコソウ、シジミバナ、シナノタンポポ、シラカバ、シロバナノエンレイソウ、スズシロソウ、スモモ、セイヨウザイフリボク、セイヨウタンポポ、セリバヤマブキソウ、セントウソウ、タチツボスミレ、チチブヒョウタンボク、チョウセンヤマツツジ、ツボスミレ、ドウダンツツジ、ナズナ、ニリンソウ、ニワウメ、ニワザクラ、ハウチワカエデ、ハシリドコロ、ハルトラノオ、ヒカゲスミレ、ヒカゲツツジ、ヒメヘビイチゴ、フデリンドウ、ボケ、マボケ、マルバコンロンソウ、ミツガシワ、ミツバツチグリ、ミヤマウグイスカグラ、ムラサキケマン、ムレスズメ、メギ、モモ、ヤマザクラ、ヤブサンザシ、ヤマトグサ、ヤマナシ、ヤマブキ、ヤマブキソウ、ユキヤナギ、ヨドガワツツジ、リュウキンカ、レンギョウなどご覧いただけます。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。