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軽井沢の植物と方言
軽井沢の植物と方言97
その実はイボのよう? キジムシロ(雉むしろ)
キジムシロ(雉むしろ)
町内の日当たりのよい草地等に生え、南千島、北海道、本州、四国、九州等に分布する多年草です。4月中旬から5月中旬頃に黄色の花をつけます。
方言と由来
1.エボツリバナ
果実がときに皮膚に出来るイボに似ていること、さらにそこから連想してエボツリになったと推測されています。ここでいうエボツリは、少しのことで気分を悪くすることを意味します。
【参考文献】佐藤邦雄(1978) 信州佐久の植物方言