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冬季休園のお知らせ 花だより 2025年 12月25日
いつもご利用ありがとうございます。
12月26日金曜日から翌年の3月31日火曜日まで冬季休園となります。
本年もありがとうございました。
開園は2026年4月1日水曜日からになります。
例年4月に園内で見られる植物の一部をご紹介します。
ミズバショウ(サトイモ科)
北海道、本州(中部以北の日本海側、兵庫県)の湿原や明るい林の湿地に生える多年草です。白色の仏炎苞の中に小さな黄色の花が見られるのは例年4月上旬から中旬頃になります。

カタクリ(ユリ科)
南千島、北海道、本州、四国、九州の山野などに生える多年草です。紅紫色の花が見られるのは例年4月上旬から中旬頃になります。
アズマシャクナゲ(ツツジ科)
本州(東北・関東・中部地方)の林に生える常緑低木です。紅紫色の花が見られるのは例年4月中旬から下旬頃になります。

シラネアオイ(キンポウゲ科)
北海道、本州(東北地方、中部地方の日本海側)の林などに生える日本に固有な多年草です。淡い紫色の花が見られるのは例年4月下旬から5月上旬頃になります。

トガクシソウ(メギ科)
本州(北・中部の主に日本海側)の深山に生える日本に固有な多年草です。淡い紫色の花が見られるのは例年4月下旬から5月上旬頃になります。

サンカヨウ(メギ科)
南千島、北海道、本州の落葉広葉樹林や針葉樹林に生える多年草です。白色の花が見られるのは例年4月下旬から5月上旬頃になります。

ヒカゲツツジ(ツツジ科)
本州(関東地方以西)、四国、九州の山地の岩場などに生える日本に固有な常緑低木です。淡い黄色の花が見られるのは例年4月下旬から5月上旬頃になります。
この他、例年4月には主に以下のような植物の花が見られます。
アズマイチゲ、アメリカミズバショウ、アラゲヒョウタンボク、ウスバサイシン、エイザンスミレ、オオバマンサク、オオヤマカタバミ、オオヤマザクラ、キバナイカリソウ、コガネネコノメソウ、サクラソウ、シデコブシ、ショウジョウバカマ、ナンブイヌナズナ、ニリンソウ、ハナノキ、ハヤザキヒョウタンボク、ヒトリシズカ、ヒナスミレ、フサザクラ、ミツマタ、ミヤマエンレイソウ、ミヤマトサミズキ、ヤマトグサ、ヤマトレンギョウなど。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。



