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帯状疱疹について

ページID:0001825 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示
3 すべての人に健康と福祉を

帯状疱疹とは

 帯状疱疹とは、体内に潜伏している水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが、体力の低下(心身のストレスや加齢など)により活性化し、発生するものです。加齢などによる免疫力の低下の影響で、特に50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。水痘に感染したことがある方なら誰でも発症する可能性があります。
 帯状疱疹は体内に潜伏しているウイルスが原因で発症するため、帯状疱疹として他の人から感染することはありません。ただし、水痘に感染したことがない人は、ウイルスの感染で水痘を発症する場合があるので注意が必要です。
 近年まで、大人は水痘に感染した子どもと接触することにより帯状疱疹の原因である「水痘・帯状疱疹ウイルス」に対する追加免疫を得ていました。しかし、平成26年に水痘が定期予防接種化されたことにより水痘患者が減少し、追加免疫を得る機会が少なくなったため、帯状疱疹の発症率が増加傾向にあります。

原因

 免疫力が低下すると、神経節に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化し発症しやすくなります。免疫力は、加齢やストレス、疲労など誰にでもみられる日常的なきっかけによって低下します。

症状

 一般的な帯状疱疹の特徴は、身体の左右どちらかに帯状に水疱が集団で出現することです。発疹ができる2、3日前からピリピリ・チクチクといった神経性の痛みが出現し、その後5日程度で発疹や水ぶくれが生じて赤い帯状に広がります。水疱がかさぶたになるまで2週間から4週間程度かかり、皮膚が正常に戻るまでには1か月程度かかります。
※経過や痛みの程度には個人差があります。

合併症

 帯状疱疹になると、以下のような合併症を生じる場合があります。

合併症の例

  • 帯状疱疹後神経痛(Phn)(※)
  • 目(めまい)や耳(耳鳴り)等の異常
  • 無菌性髄膜炎
  • 顔面神経麻痺
  • 運動神経炎
  • 脊髄炎

※帯状疱疹後神経痛(Phn)は、普段痛みを感じない軽微な接触(タオルで顔を拭く、服を着る等)によって皮膚に痛みを感じる等の特徴があり、日常生活に影響が生じる場合があります。

予防

免疫力を高める

 次のことを意識して、できるだけ健康な生活習慣を保ち、免疫力を高めることが予防に効果的です。

  1. 食事のバランスに気を付けましょう
  2. 適度な運動を心がけましょう
  3. 質の良い睡眠をとりましょう
  4. ストレスの発散を心がけましょう

予防接種(任意予防接種)※50歳以上の方

 令和2年(2020年)1月より、国内でワクチンの販売が開始されました。50歳以上の方は、予防接種を受けることができます。現在2種類の帯状疱疹ワクチンがあり(シングリックス、ビケン)、効果や接種対象などに違いがあるため、接種を希望される方は必ず医療機関にご相談ください。
※任意の予防接種のため、費用は全額自己負担です。詳細については、取り扱いを含め医療機関へご確認ください。

予防接種による健康被害救済制度について

 定期接種によるものか、任意接種によるものかにより、申請先が異なります。詳しくは、予防接種健康被害救済制度についてのページをご覧ください。

 

厚生労働省ホームページ(帯状疱疹ワクチンについて)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/shingles/index.html<外部リンク>

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