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メグスリノキ(目薬の木)の紅葉が見頃です 花だより 2025年 11月3日
11月3日 植物園で見られる植物です。

メグスリノキ(ムクロジ科←カエデ科)
本州(宮城県以南)、四国、九州の山地に生える落葉高木です。複数の株で葉が黄色から紅色に色づいている様子が見られました。

ハナノキ(ムクロジ科←カエデ科)
本州(岐阜・長野両県南部、愛知県北東部の県境一帯、長野県大町市)の山間の湿地に生える日本に固有な落葉高木です。複数の株で葉が紅色に色づいている様子が見られました。

ハウチワカエデ(ムクロジ科←カエデ科)
南千島、北海道、本州の山地の林などに生える日本に固有な落葉高木です。複数の株で葉が黄色から紅色に色づいている様子が見られました。

ヤブサンザシ(スグリ科←ユキノシタ科)
本州、四国、九州の山野に稀な落葉低木です。ひきつづき、複数の株で赤色に成熟した果実のついている様子が見られました。

ハナヒョウタンボク(スイカズラ科)
本州(青森・岩手・群馬・長野県)の一部の山地に稀にはえ、朝鮮半島、中国北部、シベリア東部などに分布する落葉小高木です。当植物園では、ウスリー産のハナヒョウタンボクとされる株も大切に栽培しています。

ミツバアケビ(アケビ科)
北海道、本州、四国、九州の山野などに生えるつる性の落葉樹です。ひきつづき、複数の株で紫色に成熟した果実のついている様子が見られました。

ムラサキシキブ(シソ科←クマツヅラ科)
北海道(南部)、本州、四国、九州の低山地や平地に生える落葉低木です。複数の株で紫色に成熟した果実のついている様子が見られました。
(花の見られる植物)
ノコンギク、マルバノキ、リュウノウギクなど。
(実の見られる植物)
アオツヅラフジ、アオハダ、アケビ、アズキナシ、イヌツゲ、ウバユリ、ウメモドキ、ウラジロノキ、ウリハダカエデ、オオバジャノヒゲ、オオマムシグサ、カザグルマ、カジカエデ、カラコギカエデ、カラタチ、カルイザワテンナンショウ、クロウメモドキ、クロミサンザシ、コブシ、サンザシ、シオデ、シロヤマブキ、センニンソウ、ソヨゴ、チドリノキ、チョウセンゴミシ、ツルウメモドキ、ナツハゼ、ナルコユリ、ホオズキ、ミヤマウメモドキ、ヤブムラサキ、ヤブラン、ワダコブシ(仮)など。
(紅葉・黄葉の見られる植物)
イチョウ、イヌブナ、イロハモミジ、ウリノキ、ウリハダカエデ、オオイタヤメイゲツ、オオモミジ、オニイタヤ、カジカエデ、カラコギカエデ、コアジサイ、サトウカエデ、サラサドウダン、ダンコウバイ、チドリノキ、ナツツバキ、ニシキギ、ハナイカダ、ベニドウダン、ホソエカエデ、ヤマモミジなど。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。



