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軽井沢で発見された植物 ムラサキセンブリの花が咲きはじめました 花だより 2025年 9月21日
9月21日 植物園で見られる植物です。
シオン(キク科)
本州(中国地方)、九州の山地の湿った草原に生える多年草です。複数の株で淡い青紫色の舌状花と黄色の筒状花の咲いている様子が見られました。
ムラサキセンブリ(リンドウ科)
北海道(西南部)、本州、四国、九州の日当たりのよい山野に生える一年草、または越年草です。複数の株で淡い紫色の花の咲いている様子が見られました。軽井沢で採集された標本を基準標本として発表された植物です。
カシワバハグマ(キク科)
本州(宮城県以南の主に太平洋側)、四国、九州の山林のやや乾いた林に生える多年草です。複数の株で白色の花の咲いている様子が見られました。
シモバシラ(シソ科)
本州(関東以西)、四国、九州の山野などの木陰に生える多年草です。複数の株で白色の花の咲いている様子が見られました。
キイジョウロウホトトギス(ユリ科)
本州(紀伊半島)の山中に生える多年草です。複数の株で黄色の花の咲いている様子が見られました。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
北海道、本州、四国、九州、琉球の人家に近い田畑の縁や堤防、墓地などに群生する多年草です。複数の株で朱赤色の花の咲いている様子が見られました。
アオハダ(モチノキ科)
北海道(西南部・日高・十勝地方)、本州、四国、九州の低山地の林に生える落葉高木です。球形の実が赤色に色づき始めている様子が見られました。
ナツハゼ(ツツジ科)
北海道、本州、四国、九州の山地などの林縁に生える落葉低木です。複数の株で球形の実が黒色に成熟している様子が見られました。
(花の見られる植物)
アキノキリンソウ、アケボノソウ、アサマヒゴタイ、アサマフウロ、アズマレイジンソウ、イヌショウマ、イヌタデ、ウメバチソウ、オオケタデ、オオバクサフジ、オオバショウマ、オクモミジハグマ、オケラ、キバナアキギリ、ギンミズヒキ、キンロバイ、ケヤマウコギ、コシオガマ、コブナグサ、ゴマナ、サクラタデ、サラシナショウマ、サルスベリ、シュウメイギク、シラネセンキュウ、シラハギ、シロクジャク(仮)、シロバナサクラタデ、シロヨメナ、ススキ、セイタカトウヒレン、セキヤノアキチョウジ、タイアザミ、タチフウロ、タムラソウ、チヂミザサ、ツクシハギ、トゲソバ(=ママコノシリヌグイ)、ナンテンハギ、ナンブアザミ、ヌカキビ、ネバリノギク、ノコンギク、ノダケ、ノハラアザミ、ハキダメギク、ハナタデ、ヒキオコシ、フジバカマ、ホソバガンクビソウ、ホトトギス(紫花・白花)、マツムシソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミナヅキ、ミヤギノハギ、ミョウガ、ムクゲ、ムラサキカッコウアザミ、メヒシバ、ヤクシソウ、ヤチアザミ、ヤマトリカブト、ヤブマメ、ヤマハッカ、ユウガギク、ヨツバハギなど。
(実の見られる植物)
アオツヅラフジ、アブラチャン、ウメモドキ、カラフトイバラ、カンボク、クロミサンザシ、サンザシ、サンショウ、シロヤマブキ、ツリバナ、トチノキ、トチバニンジン、ナルコユリ、ノブドウ、ハナヒョウタンボク、ホオズキ、ミヤマウメモドキ、ヤマブドウなど。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。