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夜明けの空にたとえた花?アケボノソウの花が見頃です 花だより 2025年 9月14日
9月14日 植物園で見られる植物です。
アケボノソウ(リンドウ科)
北海道、本州、四国、九州の山野のやや湿り気のある場所に生える一年草または越年草です。複数の株で白色から乳白色の花の咲いている様子が見られました。
アケボノソウ(曙草)の名前は、白色から乳白色の花弁に緑色の斑点がある様子を、明ける夜明けの空に見立て名づけられたそうです。
オケラ(キク科)
本州、四国、九州の山地のやや乾いた草原や明るい林などに生える多年草です。複数の株で白色から淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
京都の八坂神社で催される年越しの行事「おけら参り(をけら参り、白朮祭)」に焚かれるのは本植物だそうです。
サクラタデ(タデ科)
本州、四国、九州の日当たりのよい湿地に生える多年草です。複数の株で淡い紅色の花の咲いている様子が見られました。
フジバカマ(キク科)
本州、四国、九州の河川の氾濫原などの湿り気のある草地に生える多年草です。しばしば観賞用に栽培されます。複数の株で淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
アサマヒゴタイ(キク科)
本州(東海地方南部・関東地方・東海地方東部、太平洋側地域)の山地の林に生える多年草です。複数の株で紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
セキヤノアキチョウジ(シソ科)
本州(関東・東海地方、愛知県以東)の山野の林などに生える多年草です。複数の株で青紫色の花の咲いている様子が見られました。
ミョウガ(ショウガ科)
若芽と花序に特有の香りがあり、ふつう食用に栽培される多年草で、本州、四国、九州に分布します。複数の株で淡い黄色の花の咲いている様子が見られました。
(花の見られる植物)
アオミズ、アキギリ、アキノキリンソウ、アキノノゲシ、アサマフウロ、アズマレイジンソウ、イヌショウマ、イヌタデ、エゾミソハギ、オオケタデ、オオバクサフジ、オオバショウマ、オクモミジハグマ、オトコエシ、カラスノゴマ、キバナアキギリ、キレンゲショウマ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、キンロバイ、クサボタン、ゲンノショウコ(紅花・白花)、ゴマナ、サルスベリ、シオン、シモバシラ、シュウメイギク、シラネセンキュウ、シラハギ、シロクジャク(仮)、シロバナサクラタデ、シロヨメナ、ススキ、タイアザミ、タチフウロ、タムラソウ、チヂミザサ、ツクシハギ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルボ、ツユクサ、トゲソバ(=ママコノシリヌグイ)、ナンテンハギ、ヌカキビ、ネバリノギク、ノコンギク、ノダケ、ノハラアザミ、ハキダメギク、ハナタデ、ヒキオコシ、ヒヨドリバナ、ホソバガンクビソウ、ホトトギス(紫花・白花)、マツムシソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミツバフウロ、ミナヅキ、ミヤギノハギ、ムクゲ、ムラサキカッコウアザミ、メヒシバ、ヤクシソウ、ヤチアザミ、ヤブマメ、ヤマハッカ、ユウガギク、ユウゼンギク、ヨモギ、ワレモコウなど。
(実の見られる植物)
アオツヅラフジ、アブラガヤ、アオハダ、アブラチャン、ウメモドキ、ウリノキ、カラフトイバラ、クロミサンザシ、コマツカサススキ、サンザシ、サンショウ、サンショウバラ、シロヤマブキ、トチノキ、トチバニンジン、ナツハゼ、ナルコユリ、ノブドウ、ハナヒョウタンボク、ハマナス、ヒメマツカサススキ、ホオズキ、マルメロ、ミヤマウメモドキ、ヤマブドウなど。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。