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軽井沢の植物と方言 102 オミナエシ
軽井沢の植物と方言102
乾くと臭います オミナエシ(女郎花)
オミナエシ(女郎花)
町内の山野の草原などに生え、南千島、北海道、本州、四国、九州、琉球などに分布する多年草です。7月中旬から9月中旬頃、黄色の花をつけます。
同じくオミナエシ属に分類されるオトコエシに比べ、全草が優しいので、女性にたとえて名づけられたそうです。秋の七草のひとつとしても有名。
方言と由来
1.ボンバナ
本植物をはじめ、カワラナデシコ、キキョウ、フシグロセンノウなどお盆の頃に咲く花をいいます。
【参考文献】佐藤邦雄(1978) 信州佐久の植物方言