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アジサイの仲間 ミナヅキが見頃です 花だより 2025年 8月16日
8月16日 植物園で見られる植物です。
ミナヅキ(アジサイ科←ユキノシタ科)
南千島、北海道、本州、四国、九州の山地などに生えるノリウツギの一品種。複数の株で花序の多くが装飾花からなる白色の花の咲いている様子が見られました。
レンゲショウマ(キンポウゲ科)
本州(岩手~静岡県、紀伊山地、主に太平洋側の山地)、四国(愛媛県)の山地の林に生える日本に固有な多年草です。ひきつづき複数の株で淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。園内にはおよそ数百株のレンゲショウマが栽培され、例年8月下旬頃まで楽しめます。
ナツズイセン(ヒガンバナ科)
観賞用に栽培される中国原産の多年草です。ひきつづき複数の株で淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
キセワタ(シソ科)
北海道、本州、四国、九州の山野の草地などに生える多年草です。花の外側に白毛を密生した紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
ツリガネニンジン(キキョウ科)
南千島、北海道、本州、四国、対馬、南西諸島の山野や高原に生える多年草です。複数の株で淡い青紫色の花の咲いている様子が見られました。
ヒゴタイ(キク科)
本州(愛知・岐阜・鳥取・広島・山口県)、九州(長崎・大分・熊本県)の乾いた草原に生える多年草です。複数の株で瑠璃色の花の咲いている様子が見られました。
アキノノゲシ(キク科)
南千島、北海道、本州、四国、九州、琉球の日当たりのよい草地などに生える一年草または越年草です。複数の株で淡い黄色の花の咲いている様子が見られました。
キレンゲショウマ(アジサイ科←ユキノシタ科)
本州(大和山脈および広島県)、四国、九州の山地の林の湿り気のある岩上などに生える多年草です。複数の株で黄色の花の咲いている様子が見られました。
(花の見られる植物)
アオツヅラフジ、アキカラマツ、アサマフウロ、アブラガヤ、イヌゴマ、イヌトウバナ、イブキボウフウ、ウド、エゾミソハギ、オオケタデ、オオヒナノウスツボ、オトギリソウ、オトコエシ、オトコゼリ、オニドコロ、オニユリ、オミナエシ、カタバミ、カノツメソウ、カリガネソウ、カワミドリ、カワラケツメイ、キキョウ、キヌタソウ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、キンロバイ、クサギ、クサキョウチクトウ、クサコアカソ、クサノオウ、クサフジ、ケハギ、ゲンノショウコ(紅花・白花)、コウゾリナ、コバギボウシ、サワギキョウ、シカクヒマワリ、シシウド、シュロソウ、シラヤマギク、シロネ、シロヨメナ、セリモドキ、センニンソウ、タチフウロ、タマアジサイ、チョウセンシオン、ツユクサ、トゲソバ(=ママコノシリヌグイ)、トモエソウ、ナベナ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ネバリノギク、ノハラアザミ、ハエドクソウ、ハキダメギク、ヒオウギ、ヒキオコシ、ヒメキンミズヒキ、ヒヨドリバナ、ヒルガオ、フクシマシャジン、フジカンゾウ、フシグロセンノウ、ホソバガンクビソウ、マツムシソウ、マルバヌスビトハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ミツバオオハンゴンソウ、ミツバフウロ、ミヤギノハギ、ムクゲ(白花・淡紅紫色花)、メハジキ、メヒシバ、モミジガサ、ヤナギタンポポ、ヤブラン、ヤマハギ、ユウガギク、ユウスゲ、ユウゼンギク、ワスレナグサなど。
(実の見られる植物)
カラフトイバラ、クロミサンザシ、ザリコミ、トチバニンジン、ハマナス、ヒメマツカサススキ、ヤブジラミなど。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。