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レンゲショウマが見頃です 花だより 2025年 8月10日
8月10日 植物園で見られる植物です。
ミナヅキ(アジサイ科←ユキノシタ科)
南千島、北海道、本州、四国、九州の山地などに生えるノリウツギの一品種。複数の株で花序の多くが装飾花からなる白色の花の咲いている様子が見られました。
レンゲショウマ(キンポウゲ科)
本州(岩手~静岡県、紀伊山地、主に太平洋側の山地)、四国(愛媛県)の山地の林に生える日本に固有な多年草です。ひきつづき複数の株で淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。園内にはおよそ数百株のレンゲショウマが栽培され、例年8月下旬頃まで楽しめます。
ナツズイセン(ヒガンバナ科)
観賞用に栽培される中国原産の多年草です。漏斗状の淡い紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
フシグロセンノウ(ナデシコ科)
本州、四国、九州の山地の明るい林などに生える多年草です。ひきつづき複数の株で朱色の花の咲いている様子が見られました。名前は、植物の節が黒いこと、本植物が京都嵯峨の仙翁寺(せんのうじ)で最初に見出されたことから名づけられたそうです。
ソバナ(キキョウ科)
本州、四国、九州の山地の草地に生える多年草です。複数の株で青紫色の花の咲いている様子が見られました。若い芽は山菜として利用されることもあるそうです。
フクシマシャジン(キキョウ科)
本州(北中部、中国地方)、四国の山地のやや乾いた斜面や草地、岩礫地に生える多年草です。複数の株で淡い紫色の花の咲いている様子が見られました。
ヤナギタンポポ(キク科)
南千島、北海道、本州、四国の山間の湿地に生える多年草です。複数の株で黄色の花の咲いている様子が見られました。
モミジガサ(キク科)
北海道、本州、四国、九州の林に生える多年草です。複数の株でやや紫色を帯びた白色の花の咲いている様子が見られました。
(花の見られる植物)
アオツヅラフジ、アキカラマツ、アブラガヤ、アメリカホドイモ、イタドリ、イチビ、イヌゴマ、イヌトウバナ、イブキボウフウ、ウド、ウバユリ、エゾオオヤマハコベ、エゾミソハギ、オオケタデ、オオセンナリ、オトギリソウ、オトコエシ、オトコゼリ、オニユリ、オミナエシ、カタバミ、カノツメソウ、カワミドリ、キキョウ、キクイモモドキ、キヌタソウ、キレンゲショウマ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、キンロバイ、クサギ、クサキョウチクトウ、クサコアカソ、クサノオウ、クルマバナ、ケハギ、ゲンノショウコ(紅花・白花)、コウゾリナ、コバギボウシ、サワギキョウ、シカクヒマワリ、シコンノボタン、シシウド、シュロソウ、シラヤマギク、シロネ、セリモドキ、チョウセンシオン、ツユクサ、ツリガネニンジン、トゲソバ(=ママコノシリヌグイ)、トモエソウ、ナベナ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ネバリノギク、ノカンゾウ、ノハラアザミ、ハエドクソウ、ハキダメギク、ハチミツソウ、ヒオウギ、ヒゴタイ、ヒメキンミズヒキ、ヒメマツカサススキ、ヒヨドリバナ、ヒルガオ、フジカンゾウ、ホソバガンクビソウ、ボタンヅル、マツムシソウ、マルバヌスビトハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバオオハンゴンソウ、ミツバフウロ、ミヤギノハギ、ミヤマカラマツ、ムクゲ(白花・淡紅紫色花)、メハジキ、ヤブカンゾウ、ヤブジラミ、ヤマハギ、ユウガギク、ユウスゲ、ユウゼンギク、ワスレナグサなど。
(実の見られる植物)
アブラチャン、ウリノキ、カラフトイバラ、ザリコミ、トチバニンジン、ニワウメ、ハマナス、フウリンウメモドキなど。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。