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ユウスゲが咲き始めました 花だより 2025年 7月13日
7月13日 植物園で見られる植物です。
ユウスゲ(ススキノキ科←ワスレグサ科←ユリ科)
本州、四国、九州の山地の草原や林の縁などに生える多年草です。複数の株でレモン黄色の花の咲き始めている様子が見られました。夕方に開き翌日の午前中に閉じるこの花にはやや芳香があるようです。別名 キスゲ、アサマキスゲ。
ハチミツソウ(キク科)
北アメリカ原産の多年草です。蜜源植物として導入され、ときに逸出しているようです。複数の株で黄色の花の咲き始めている様子が見られました。
エゾオオヤマハコベ(ナデシコ科)
北海道、本州(秋田・長野・岐阜県)の湿り気のある草原や湿地に生える多年草です。複数の株で白色の花の咲いている様子が見られました。
ナツツバキ(ツバキ科)
本州(福島・新潟県以西)、四国、九州の山地などに生える日本に固有な落葉高木です。複数の株で白色の花の咲いている様子が見られました。
エゾスズラン(ラン科)
南千島、北海道、本州、四国、九州の山地の林などに生える多年草です。カキラン(柿欄)に似ますが、全草に毛が密生し、淡い緑色のより小さい花をもつことなどにより区別されます。別名 アオスズラン。
オオバギボウシ(クサスギカズラ科←ユリ科)
北海道(南西部)、本州、四国、九州の山地の草原や明るい林などに生える日本に固有な多年草です。複数の株で白色または淡い紅紫色を帯びた花の咲いている様子が見られました。
アカバナシモツケソウ(バラ科)
本州(北関東地方、長野・山梨県)の山地の草地などに生える日本に固有な多年草です。
エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)
北海道、本州(中部以北)の低地の草原などに生える多年草です。複数の株で紅紫色の花の咲いている様子が見られました。
この他、アオツヅラフジ、アマチャ、イケマ、イタチササゲ、イブキボウフウ、ウスベニトリアシショウマ、ウマノミツバ、エゾミソハギ、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、オトギリソウ、オニドコロ、オニヒョウタンボク(果実)、オミナエシ、カセンソウ、カッコウチョロギ、カワラサイコ、キキョウ、キクイモモドキ、キササゲ、キツネノボタン、キヌタソウ、キンシバイ、キンロバイ、ギンロバイ、クサアジサイ、クサキョウチクトウ、クルマバナ、ケハギ、コケオトギリ、コノウゼンカズラ、コメツツジ、シオデ、シナノキ、シナノキンバイソウ、シモツケ(紅色花、白色花、紅白混在)、セイヨウノコギリソウ、セイヨウフウチョウソウ、ダイコンソウ、タイマツバナ、チダケサシ、チョウセンキハギ、トクダマ(ギボウシ類園芸品種)、ドクダミ、ナツノハナワラビ、ナンテン、ノカンゾウ、ノハナショウブ、ノリウツギ、ハエドクソウ、ハキダメギク、ヒメナミキ、ホザキシモツケ、ホソバノキリンソウ、マサキ、マツモトセンノウ、ミツバ、ミツモトソウ、ムラサキシキブ、ヤエドクダミ、ヤブジラミ、ヤマアジサイ、ヤマブキショウマ、ヤマホタルブクロ、ワスレナグサなどご覧いただけます。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。