2023年11月13日 登録
がんは日本の死亡原因の第1位です。日本人の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。がんは早期発見・早期治療すれば、完治の可能性も高くなります。
がん検診は自覚症状のない、健康な方を対象とし、症状が出る前のがんを早期に発見し治療することが目的です。がんの疑いがあるかないかを調べるだけで、その異常が何かまでは調べません。そのためがんの疑いがあった方は精密検査を受け、本当にがんがあるかを調べる必要があります。
※もし自覚症状があるときは...
がんだけでなく大きな病気が隠れていることがあります。がんの場合、特に若い世代の方は検診結果が出るまでの間にがんが進行してしまう可能性があります。そのため、検診まで待たずに、早めに専門的な診察と検査を行う必要があります。
令和4年11月から令和5年3月まで、5回にわたって広報かるいざわにて軽井沢病院の医師によるがん検診についての紹介の記事を掲載していました。
こちらもぜひご覧ください。
*隔年の項目は、満年齢が偶数年齢の方が受診可能です。
国で定める大腸がん・胃がん・肺がん(X線)・乳がん(マンモグラフィ)・子宮頸がんに加え、町独自で実施している肺がん(CT)・乳がん(超音波)・前立腺がん・肝炎ウイルスの計7種類のがん検診を受けることができます。また、国の推奨年齢より多くの方が気軽に受診できるよう対象年齢を広げている検診もあります。
詳しくはこちらご覧ください。
○胃がん・肺がん(X線)・大腸がんの対象年齢が40歳以上に変更となっています。
○胃がん検診・乳がん検診・子宮頸がん検診の受診間隔が2年に1度に変更となっています。
○20~70歳までの胃がん・肺がん(CT) ・乳がん・子宮頸がん検診の対象者には受診券を
配布しています。
国の「がん検診のあり方に関する検討会」にて、科学的根拠をもとに、検診による不利益(検診や精密検査に伴う偶発症・偽陽性による度重なる検査や過剰診断による心理的負担など)も考慮され、隔年実施の有効性が報告されています。
また対象年齢を定めることで、検診が必要な方が忘れずに検診を受診できるようになります。