このページの本文へ移動

Welcom to Town of Karuizawa

令和5年5月第1回会議  開会

2023年5月1日 登録

 本日ここに令和5年第2回軽井沢町議会定例会5月第1回会議が開会されるにあたりまして、ご挨拶を申し上げます。

 皆様におかれましては、4月23日に執行されました軽井沢町議会議員一般選挙におきまして、町民各位の絶大なる信任を受けられ、見事に当選の栄誉に輝き、過日、軽井沢町選挙管理委員会より当選証書が付与され、ここにめでたく議席を得られましたことに対し、心より敬意とお祝いを申し上げます。

 全国的に地方議会議員のなり手不足が深刻な問題になっており、定数割れ等で無投票となることが多い中、当町では、定数16議席に対して19人の届け出があり、選挙戦となりました。

 今回の選挙で再選された議員の皆様、そして初めて当選された議員の皆様、それぞれのお立場で思いを新たに、選挙後、初の議会に臨まれていることと存じます。

 更なる軽井沢町の発展、充実に向けて、皆様方の益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。

 さて、4月16日から18日まで開催されたG7長野県軽井沢外務大臣会合でございますが、おかげさまで、関係機関の協力をいただく中で、成功裏に開催することができました。

 開催期間中は、大規模な通行規制や風越公園の各施設、植物園が利用できなくなるなど、ご不便をおかけいたしましたが、住民の皆様には多大なるご理解、ご協力をいただきましたことをこの場をお借りして深く感謝申し上げます。

 風越公園総合体育館に設置された国際メディアセンターでは、軽井沢をはじめ、長野県内の美しい風景、伝統工芸品、食材等を大いにPRすることができました。

 当町は、明治時代から異文化を受け入れて協働してきた長い歴史がございます。中でも、第二次世界大戦中、2,000名を超える外国人が当町に疎開し、その食料不足を町民が協力して改善した経緯があり、監視が厳しい戦時下であっても平和活動が行われた場所でございます。

 また、当町は、特別法により国際親善文化観光都市に指定されております。この法律は、国際親善と国際文化の交流を盛んにして世界恒久平和の理想の達成に資することなどを目的にしています。

 このような当町の歴史から鑑みても、ロシアのウクライナ侵攻に始まる世界平和の危機に際し、G7各国の外相が当町に集まり、平和秩序問題等、喫緊の世界的課題の議論を重ねていただいたことは、非常に意義深いものであったと考えています。

 軽井沢町民を代表して、G7長野県軽井沢外務大臣会合を契機に、世界が平和秩序の回復と維持に向けた新たな一歩を踏み出すことを切に願っています。

 この私のメッセージは、町ホームページのYouTubeで配信していますので、多くの方にご覧いただければと思います。

 新型コロナウイルス感染症ですが、国において5月8日より感染症法の2類相当から5類相当へ引き下げられる予定です。ワクチン接種につきましては、感染症法ではなく予防接種法の特例臨時接種に位置付けられていることから、全額公費負担による実施が令和6年3月末まで延長されました。

 これにより、重症化リスクが高い方等については、先行して5月から8月に1回、それ以外の接種が可能な全ての年齢の方を対象に、9月から12月に1回接種を行います。重症化リスクが高い方等は、接種期間の間隔をあけなければなりませんが、さらに1回接種をすることができます。

 また、令和6年度からの定期接種化を見据え、現在の集団接種中心から個別医療機関での接種へ段階的に移行を進めてまいります。移行にあたっては、混乱を招くことのないよう、しっかりと周知を行います。

 私の重点政策を集中的に推進するために新たに設置したまちづくり推進室でございますが、小池副町長を中心に各種課題の解決に向けた検討をスタートいたしました。

 3つの特命事項につきましては、複数の課にまたがる検討や先進自治体への視察の実施など、公約の実現に向けて速やかに動き出しているところでございます。

 その中のひとつである「新庁舎等整備計画の見直し」につきましては、新たな組織編成の準備と具体的な作業を進めるための経費を今回補正予算案として提出させていただきました。

 4月より戸籍係の窓口において、マイナンバーカードの電子証明書更新などの手続きの際にマイナンバーカードがあれば住所、氏名、生年月日、性別を各申請書へ印字する事ができる「マイナピット自動申請システム」を設置いたしました。これにより、申請書を手書きする負担がなくなります。今後におきましても各種申請書作成の自動化による「書かせない」  窓口を推進するため、マイナンバーカードに関する申請書から試験的に実施してまいります。

 4月29日から5月7日までの間、ゴールデンウィークの「交通快適化対策」を実施しております。

 期間中は、多くの観光客が訪れ、道路が混雑することが予想されるため、しなの鉄道に乗り換えるパーク・アンド・レールライドをはじめ、町内循環バスの利用促進、FM軽井沢やホームページ、SNSでの交通情報の提供、迂回案内看板の設置といった対策を行っております。

 円滑な交通が保たれるよう、公共交通機関利用による渋滞緩和と流入車両の抑制による環境への負担低減に、関係機関と連携し、取り組んでまいります。

 発地市庭関係でございますが、令和4年度の総来場者数は25万5千人、対前年比104%、総売り上げは6億6千6百万円、対前年比111%となっております。

 今後も、6次産業の推進を行うとともに農業振興と観光振興の拠点となる施設として、多くの方々にお越しいただきたいと思っております。

 こども教育課関係ですが、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金に係る補正予算案を提出させていただきました。

 食費等の物価高騰の影響を受け、家計が悪化している低所得の子育て世帯を支援するために給付金を支給するもので、昨年度と同様に「ひとり親世帯」への給付は県が、「ひとり親以外の世帯」に対する給付は町が行います。

 4月より県教育委員会と連携し県内2例目となる「病弱児・肢体不自由児学級」を軽井沢西部小学校に設置しスタートしました。入学から約1ヶ月、児童は欠席もなく保護者の送迎で登校し、朝の会や学習をお友達と一緒に取り組んでいます。その様子を先日、参観しました。今後も安全を最優先に保護者の願いに寄り添いつつ、合意形成を図りながら、よりよい教育環境を整えていきたいと考えます。

 最後になりますが、消防団関係では、4月3日に令和5年度消防団辞令交付式を行い、新幹部、新入団員を迎え、新年度がスタートしました。

 また、新入団員セミナー及び消防団前期訓練では、団員の心得、基本的動作の確認等を行いました。

 今後も、消防団員に対する訓練等を行うことで、資質及び技術向上を図っていきたいと考えております。

 本日、提出いたしました議案につきましては、後ほど詳しく説明をいたしますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?

このページに関するお問い合わせ

総合政策課
電話番号:0267-45-8504
FAX番号:0267-46-3165
電子メール:sogoseisaku(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。