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町では、軽井沢高等学校の魅力化の一環として、同敷地内に公設型の学習塾「軽井沢町学習センター」を設置するとともに、「教育魅力化専門員」を配置するなど、軽井沢高等学校と連携した幅広い支援に取り組んでいます。
今回、1年生「未来」の授業で、ボランティア活動を通して、地域との繋がりや自己肯定、自己成長、キャリア教育への繋がりを学ぶことを目的とした、日本財団ボランティアセンターによる特別授業『ボ学』※を開催しました。(全2回)
※『ボ学』とは?
道徳や総合学習の授業の一環として、ボランティア経験者が講師を務める出前授業。自らのボランティア経験を交えながら、ボランティアの魅力や大切さを語り、その楽しさや社会的な意義を子どもたちに伝えます。
『ボ学』について、くわしくはこちら(日本財団ボランティアセンターホームページ)<外部リンク>

第1回目は「国際」をテーマに、マレーシア国立公園で植林活動に参加した、大学4年生の福丸颯太(フクマルソウタ)さんに体験談をお話いただきました。海外ボランティアを通して学んだことやボランティア活動の魅力についても紹介していただきました。
言葉の通じない先住民の方々とともに取り組んだ植林活動は貴重な経験になったと話す福丸さん。現地の写真や言葉に触れながら、わかりやすく説明していただきました。『ボランティア』とは、『誰か』のために、『見返り』を求めず、『自分から』した行動。その魅力は『新しい経験が出来る』、『新しい繋がりが増える』、『新しい自分を発見出来る』ことだと話していました。ボランティア活動は、新しい世界を見つけるきっかけになるかもしれません。

「みなさん、こんにちは!!」と元気なあいさつで始まった第2回目の『ボ学』は、スポーツボランティアとして活動する柳沢佳澄(ヤナギサワカスミ)さんのお話でした。
柳沢さんは、ラグビーワールドカップ(2019年)や東京マラソン(2024、2025年)、レガシーハーフマラソン(2023年~)にスポーツボランティアとして参加し、大会関係者へアクレディテーションカード(身分証明書)を発行したり、ランナーへビブスを渡す活動を行ってきました。ボランティアリーダーとしても活躍する柳沢さん。一番のエピソードは、年齢も国籍も多様なボランティアメンバーと取り組んだレガシーハーフマラソンの活動だったそうです。初めて出会うボランティアメンバーと楽しく笑顔で活動できるように、ひとりひとりに声をかけチームをまとめました。活動の最後に、ボランティアメンバーから感謝の言葉をかけられた時は、とても嬉しかったそうです。
"No Fun , No Volunteer″ (楽しいからこそ続けたい)とまとめた言葉のとおり、一期一会の出会いを大切にしながら、自分のためにもボランティア活動を続けていきたいと話していました。

◆軽井沢町のボランティア活動に関する紹介や相談は、軽井沢町ボランティアセンターで受付けています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
・軽井沢町ボランティアセンター<外部リンク>