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本日ここに令和5年第1回軽井沢町議会定例会3月第1回会議が再開されるにあたりまして、ご挨拶を申し上げます。
議会定例会3月会議において、軽井沢町副町長定数条例の一部改正について議決を賜り、副町長の定数を1人から2人に改正したことにより、私が指定する特命事項を主に担任する二人目の副町長の人事案を本会議に提出させていただきましたので、ご同意賜りますようお願いいたします。
次に、地球温暖化防止対策の一環として、電気自動車の普及促進を目的に設置しております急速充電器でございますが、昨年8月に株式会社プラゴと「電気自動車充電インフラ整備等に関する協定」を締結し、3年間の協定期間内に毎年1基ずつ設置、寄贈していただけることとなりました。
本年度につきましては、町営の追分宿駐車場の南側に設置し、来週の30日に完成セレモニーを実施、4月3日から運用を開始する予定です。
町有地への設置はこれで3カ所目となりますが、今後も電気自動車の充電インフラを充実させ、住民サービスの向上を図るとともに、ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みを推進してまいりますので、議員の皆様におかれましても、より一層利用していただけるよう周知をお願いいたします。
町民1人あたり1万円を給付する「エネルギー価格高騰対策生活応援給付金」でございますが、10,004世帯、94.3%の皆様の申請に対して2億447万円の給付を行い、事業を完了いたしました。
企業版ふるさと納税寄附金でございますが、「魅力ある地域づくりと特性を活かした軽井沢ブランドの形成事業」に対して企業から100万円の寄附をいただきましたので、令和4年度の補正予算で基金に積み立てたうえで、令和5年度以降の事業に活用したいと考えております。
現在、庁舎改築周辺整備事業の見直しに向けた組織編成の準備を進めておりますが、専門家にもご参画いただきたいと考えております。
専門家には引き続きマスターアーキテクトとして團紀彦氏にお力添えを賜りたく、そのための経費を本会議に、令和5年度の補正予算案として提出させていただきました。
正宗白鳥文学碑移設整備工事ですが、今月末に竣工いたします。
今後は、景勝地であります雲場池と共に文学碑の散策コースとして広く周知をしてまいります。その皮切りといたしまして、オープニングセレモニーをゴールデンウィーク明けに開催する予定でございます。そのための経費を本会議に、令和5年度の補正予算案として提出させていただきました。
高齢者の交通事故防止の一環として実施しております、運転免許証自主返納支援事業ですが、4月1日から65歳以上の高齢者に限らず「運転に不安を感じている方」や「運転をする機会が少なくなった方」が自主返納する場合も、年齢に関係なく支援の対象となります。
年齢要件の廃止に合わせ、タクシー利用に限定していた「免許自主返納優待券」を町内循環バスでも使えるよう利用範囲を拡大いたします。
これにより、自家用車から公共交通への乗り換え促進と一層の交通事故防止が図られるものと考えております。
最後に、重点政策を集中的に推進するため、4月1日から、「都市デザイン室」及び「新庁舎整備推進係」を廃止し、総合政策課に「まちづくり推進室」を設置いたします。これに伴い、廃止する「都市デザイン室」に関する規定を削除する条例改正案を提出させていただきましたので、よろしくお願いします。
本日、提案いたしました議案につきましては、後ほど詳しく説明いたしますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げ、再開のあいさつとさせていただきます。