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ウエルシュ菌による食中毒に注意しましょう
佐久地域内でウエルシュ菌による食中毒が発生しました。ウエルシュ菌以外の食中毒も増加する時期のため、調理や保管方法に十分注意してください。
ウエルシュ菌とは
ウエルシュ菌とは、人や動物の腸管、土壌など自然界に広く住み着いています。この菌は酸素を好まない(嫌気性)菌で、芽胞(がほう)と呼ばれる胞子のような形態をとることがあり、その状態だと熱や乾燥に非常に強い特徴を持っています。食品を大釜などで大量に加熱調理すると、中心部が無酸素状態となり、芽胞の状態で生き残ったウエルシュ菌が適温になると発芽し、活発に発育を始めます。こうしたウエルシュ菌が多数増殖した食品を人が食べることにより、食中毒を発症します。
発生時期は他の食中毒と同様に夏季(7~9 月)に多いですが、春季(3~4月)の発生も比較的多く、冬季(12~1月)の発生もみられます。
症状、治療方法
潜伏期間は16~18時間であり、その主な症状は水様性の下痢と腹痛です。多くは1~2日で回復し、特別な治療は必要ありません。
予防方法
ウエルシュ菌は自然界に広く存在しているため、混入を防ぐことは難しいです。また加熱によって芽胞を形成したウエルシュ菌を死滅することも難しいため、いかに菌の繁殖を抑制するかが重要です。以下のことに注意してください。
・カレー、シチューなどの煮込み料理や野菜の煮物は、調理したらなるべく早く食べるようにしましょう。
・一度にたくさん作った時は、本菌の発育しやすい45℃前後の温度を長く保たないようにしましょう。具体的には、小分けにしてから急速に冷却(15℃以下)し、冷蔵もしくは冷凍保存しましょう。また、食品を温め直すときは、かき混ぜながら中心部まで十分に火が通る(75℃以上)ようにしましょう。「加熱したから大丈夫」といった過信は禁物です。
関連サイト
長野県ホームページ「食中毒って知っていますか」https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kenko/shokuhin/shokuchudoku/shokutyudokujyoho.html<外部リンク>



