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外来カミキリムシ類に関する情報提供及び注意喚起について

ページID:0001858 更新日:2023年8月16日更新 印刷ページ表示

 外来カミキリムシ類による公園や街路樹、森林、農地、学校等の樹木へ加害が進むことで、枯死、落枝、倒木などの人的被害や農業被害が懸念されるほか、自然景観や生態系へも影響が及びます。

 適切な防除を進めるためには、下記外来カミキリムシ類等による被害や生息を早期発見し、的確に把握することが重要です。

外来カミキリムシ類の痕跡

  • 脱出孔 成虫が羽化し、樹木の中から脱出する時に開ける孔のこと。クビアカツヤカミキリであれば直径約2~3センチ程度の縦長楕円形の孔が、ツヤハダゴマダラカミキリであれば直径約1~1.5センチ程度の円形の孔が見られます。
  • フラス 幼虫が樹木内部を食べることにより排出される、木くずと糞が混じったもの。

もし外来カミキリムシ類を見つけたら

  • 逃がさず捕まえてください(成虫を捕まえた場合は殺処分してください)。
  • 発見日時、発見場所、発見時の状況をお知らせください。
  • 可能であれば写真を撮影してください。

連絡先

  • 観光経済課農林振興係(0267-45-8572)
  • 佐久地域振興局(0267-63-3111)

クビアカツヤカミキリ

  • 中国や台湾、朝鮮半島、ベトナム北部などを原産とする外来種
  • 特定外来生物に指定(平成30年1月15日)

発見状況

 平成24年に国内で初めて確認されて以降、長野県ではまだ発見されていませんが、隣接する群馬県、埼玉県、愛知県など複数の都道府県で確認されています。

※国内で被害が集中している樹種
 サクラ類、ウメ、モモ、スモモ、アンズ、カキなど

参考

 長野県ホームページより「クビアカツヤカミキリについて」<外部リンク>
クビアカツヤカミキリは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました(環境省) [PDFファイル/768KB]
特定外来生物クビアカツヤカミキリ [PDFファイル/1020KB]

ツヤハダゴマダラカミキリ

  • 中国東部から朝鮮半島を原産とする外来種
  • 国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)が定める「世界の侵略的外来種ワースト100」に選出
  • 特定外来生物に指定(令和5年9月1日)

発見状況

 国内では街路樹や公園、河川敷など様々な場所で被害が出ており、長野県においても過去2年間に佐久管内で2個体(佐久市下平尾、平尾山公園内にて1個体ずつ)発見されていたことがわかりました。

※国内で被害が集中している樹種
 アキニレ、カツラ、トチノキ、ヤナギ類、エンジュ、カエデ、ポプラなど

参考

 ”世界の侵略的外来種ワースト100”に選ばれたツヤハダゴマダラカミキリの生息が確認されました(林野庁) [PDFファイル/742KB]

サビイロクワカミキリ

  • 中国、朝鮮半島、ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマーなどを原産とする外来種
  • 特定外来生物に指定(令和5年9月1日)

発見状況

 国内では令和3年7月に初めて福島県で発見されました。街路樹への被害が甚大であり、被害樹種にはイヌエンジュなどが挙げられています。長野県ではまだ発見されていません。

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