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通学路の安全対策について
平成24年4月以降、全国で児童等の登下校中の交通事故が相次ぎ、死傷者が多数発生しました。これを受け、全国一斉に「通学路における緊急合同点検」が関係機関合同で実施されました。また、令和3年6月に千葉県で発生した通学路における交通事故もあり、通学路の安全確保は急務となっています。
当町においても、平成24年7月に緊急合同点検を実施し、令和3年9月にも緊急合同点検を行いました。また、毎年定期的に関係機関による合同点検を実施し、改善や対策の必要な箇所について対応を行っています。実施可能なものは、既に対応が済んでいます。
今後も通学路の交通安全の確保に向けて効果的な取り組みを推進していくために、町・学校をはじめとする関係機関からなる軽井沢町青少年問題協議会と通学路所管課により、毎年、通学路危険箇所及び水難危険箇所パトロールを実施していきます。
子どもたちの安全を守るため、地域の皆様のご理解、ご協力をお願いします。
令和5年度 通学路点検箇所について
(1)中部小入口交差点
南東側の信号待機場所が非常に狭く、中軽井沢方面へ帰宅する児童が車道近くにて待たなければならない状況にあり、非常に危険な箇所です。対策について、現在検討中です。
(2)県道豊昇茂沢中軽井沢停車場線(中部小通り)と新幹線側道の交差点
全県的にも事故数が多い危険箇所です。早急な対策が急務なことから、関係各所で協議を実施予定です。
(3)西部小学校西側道路
学校に隣接する道路でありながら、スピードを出して走行する車が多くみられる状況です。速度を抑制を促す看板を設置することで、ドライバーへ訴えていきたいと思います。
(4)国道18号線歩道
歩道が非常に狭い箇所となっており、自転車で通学する中学生と西部小学校の児童の接触事故も起きています。以前から危険箇所として要望している箇所ですが、引き続き改善に向けて要望を上げていくこととします。
(5)浅間サンライン入口交差点
交通量が多い箇所であることから、待避所にポールやボラードを設置いただくよう国土交通省長野国道事務所上田出張所へ要望していきます。
(6)浅間サンラインから1000m林道へ抜ける道の横断歩道
横断歩道の塗装が薄くなっており、車から見ると線が引かれているかわかりにくい状況であることから、対応を依頼しました。
(7)浅間サンライン上の横断歩道
横断歩道が設置されていることが車から認知されにくい箇所です。ただし、路面表示と看板設置(上り線は光る看板)がされていることから、これ以上のハード面での対応は難しい状況です。長野県の敷地から出ている枝葉について、剪定いただくよう依頼しました。
(8) 県道借宿小諸線 草越S字カーブ
歩道が途切れてグリーンベルトのみになる箇所について、ベルトの幅が極端に狭く、車両との接触リスクが高い箇所です。また、草が茂るとさらに車両側を歩かなければならなくなることから、効果的な時期に草刈りを行っていただくよう依頼しました。なお、現在工事中の倉賀橋周辺の整備についても、適宜相談して進めていただくよう要望しました。
地図の出典:国土地理院ホームページ<外部リンク>