このページの本文へ移動

Welcom to Town of Karuizawa

堀辰雄文学記念館だより  令和5(2023)年度 

2023年9月28日 更新

O(オー)村だより 令和5年9月号

 

 今年の夏は軽井沢でも30度を超える日が何日もあり、記録的な猛暑となりました。

 季節は秋を迎えているものの、未だ夏を思わせる日が続いている、そんな珍しい年となっています。

 

 さて、堀辰雄文学記念館では、8月17日に開催した「夏休みこどもの文学講座」で18名の方が今年の夏の思い出をTシャツに込めた作品を縮小し10月16日(日)まで管理棟南側壁面に展示しています。

 来館されたお客様も小学生の作品と知り、足を止めて見入っていました。

 

  

   ことばTシャツ 

     

              

 10月の予定ですが10月14日(土)には恒例の軽井沢図書館朗読ボランティア「オオルリ」による秋の朗読会と 29日(日)には2023軽井沢リゾートコンサートが堀辰雄文学記念館の展示室で開催されます。

 今年はハープとフルートの音色がこの堀辰雄ゆかりの地に流れる予定です。

 皆さん是非とお越しください。

 

O(オー)村だより 令和5年7・8月合併号

緑陰講座及び夏休みこどもの文学講座を開催しました

 

 緑陰講座は例年8月の第1週の土曜日とその翌日の日曜日、2日続けての開催となりますが、今年は町制施行100周年のイベントと日程が重なることから、8月6日(日)と8月19日(土)に2週にわたっての開催となりました。

 

 緑陰講座(1回目)

 

 1回目の緑陰講座は6日(日)に開催し、講師は堀辰雄とは縁の深い軽井沢高原文庫館長の大藤敏行氏による「堀辰雄と軽井沢」と題した講演をいただきました。「不器用な天使」から「大和路・信濃路」まで出版された数多くの作品の貴重な初版本を紹介して頂いた他、堀辰雄が所有していた蓄音機を使ってのブランデンブルグ協奏曲を聴くことが出来た貴重な講座となりました。

          

            

 

          講座の様子

                   

                         堀辰雄の蓄音機

  講師 軽井沢高原文庫館長 大藤敏行氏

 

 

 緑陰講座(1回目)の様子をYouTubeにて公開いたします。ぜひご覧ください。

 

 


 緑陰講座(2回目)

 

 続く2回目の緑陰講座は19日(土)に開催し、講師は堀辰雄文学に造詣の深い上田女子短期大学教授の長田真紀氏に「堀辰雄文学の光彩」と題した講演をいただきました。堀辰雄文学の他、辰雄が1925年(大正14年)の夏、軽井沢に長期滞在していた際、父へ23通の手紙を書いた「父への手紙」から見る辰雄の人間味あふれるエピソードの紹介を頂くなど時々笑いある講座となりました。

 

  

 

             

 

  父への手紙 

 

 講師 上田女子短期大学教授 長田真紀氏

 

 

 緑陰講座(2回目)の様子をYouTubeにて公開いたします。ぜひご覧ください。

 

 


 夏休みこどもの文学講座 

 

 昨年から夏休みこどもの文学講座を開催していますが、今年も8月17日(木)に追分公民館においてなおやマンこと島崎直也氏としま:アイこと島崎アイコ氏を講師に迎え「ことばTシャツ~夏の思い出をとじこめたTシャツづくり~」を開催しました。においや味から連想する夏の思い出を文字におこし自分だけの思い出Tシャツを作成しました。

 

 

                

 

       

  

            今年の夏の思い出をTシャツに込めて

 

 左から 講師 しま:アイ氏 なおやマン氏 

 

 

O(オー)村だより 令和5年5・6月合併号

野いばら講座を開催しました

 5月28日(日)堀辰雄の命日に、毎年恒例の野いばら講座を開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、爽やかな高原の風を感じながら開催することができました。

 今年は、慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部教諭の岡本英敏氏をお招きして、「刎頸(ふんけい)の交わりとしての堀辰雄と神西清」と題した講演会を行っていただきました。講演会には、神西清の長女である神西敦子氏にもお越しいただくなど、大変貴重な講演会となりました。

 また、今年は堀辰雄没後70年にあたります。それを記念して、講演会前に、堀辰雄の文学碑に70本の白いガーベラを献花しました。

 この文学碑の碑文は、堀辰雄が大和へ向かう途中、木曽福島のつたや旅館に一泊したときに、宿の主人に請われて書いたものです。堀辰雄が遺した数少ない毛筆による自筆の筆で、夫人によって選ばれました。

 碑の石材は白御影石で、堀辰雄が好み、また堀辰雄文学の基調となっている白を表しています。平成13年10月に建立しました。

 

 野いばら講座の様子をYouTubeにて公開いたします。ぜひご覧ください。

 

 夏秋企画展のお知らせ

 

町制施行100周年記念 堀辰雄来軽100年

堀辰雄と歩く軽井沢

 

開催期間:2023年7月13日(木)~11月5日(日)


 今年は、堀辰雄が大正12年に初めて軽井沢を訪れてから100年にあたります。
 堀は、昭和28年に追分で亡くなるまで、多くの時間を軽井沢で過ごしました。
 堀が執筆した作品には、軽井沢が舞台になったものも多く、本展示では、堀辰雄が描いた軽井沢を紹介します。

 

チラシ: 堀辰雄文学記念館企画展「町制施行100周年記念 堀辰雄来軽100年 堀辰雄と歩く軽井沢」チラシ(PDF/408KB)

※なお、チラシ掲載写真を無断で複製・転用することはできません。

 

 

 

O(オー)村だより 令和5年4月号

 今年の軽井沢はいつになく早く春が訪れ、気付けば桜も終わり、いよいよ新緑のまばゆい季節がやってまいります。当館アプローチの楓や落葉松も日ごとに緑を増してきました。

 

 今年は、堀辰雄没後70年、親友の神西清生誕120年にあたり、堀辰雄の命日(5月 28日)にあわせて「野いばら講座」を開催します。

 

   とき   5月28日(日) 13時30分 ~ 15時

   ところ  堀辰雄文学記念館 館庭(雨天時 記念館閲覧室)

   演題   「刎頸(ふんけい)の交わりとしての堀辰雄と神西清」

   講師   岡本 英敏 氏(慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部教諭)

   申込み  5月1日(月)午前9時から電話・窓口にて受付開始

   参加料  無料ですが、入館料(大人:400円、中高生:200円)が必要です。

 

 

 

    

 

        みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

 

 

  【問い合わせ】 堀辰雄文学記念館(下記連絡先まで)

 

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 堀辰雄文学記念館
電話番号:0267-45-2050
電子メール:horikinen(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。