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ニホンザルについて

ページID:0007811 更新日:2025年4月14日更新 印刷ページ表示

ニホンザルについて

 町内には、ニホンザル1群が生息しています。
 群れの頭数は、2000年初めには約100頭前後でしたが、対策の結果、現在では約20頭が生息しています。
 行動範囲は、国道18号線の北側の、三笠、鶴溜、星野、中軽井沢、千ヶ滝西区、千ヶ滝中区など、別荘地エリアを中心に行動しています。

町の対策

1.個体数調整(頭数を減らす)
 捕獲によるストレスから群れが分裂しないように注意を払いながら、環境省、長野県の許可のもと、慎重に捕獲します。

2.追い払い(町から山へ)
 2名1組2班体制で、6時30分(町に出没しそうな時は5時)から日没頃まで通年、町から山へ、家屋の多い場所から少ない場所へ、電動ガンを使用して追い払います。

3.被害防除対策のアドバイス
 家庭菜園、テラスへの糞尿被害など、住民からの通報対応、被害防除対策のアドバイスなど実施します。

4.情報配信
 群れの位置情報を毎日配信(17時10分)、町ホームページさるくまなびネット、携帯メール配信(登録制)、エフエム軽井沢モンキーレポートへ情報を提供します。

ニホンザルの被害

 別荘地周辺での行動が多いため、テレビアンテナなど器物破損、テラス内の糞尿、家庭菜園、タマネギなど屋外保管の食料、庭のユリ、チューリップ等の被害以外に、窓を開けて家屋内に侵入する被害が報告されています。
 とくに、町へ庭からサルを追い払って欲しい等の「追い払い依頼」が多く占めています。町中には、家庭菜園、野鳥の餌台、屋外保管の野菜など、サルにとって魅力あるものが多数あります。

ニホンザルを見たら

・サルにエサを与えない
 エサを与えると、エサ場として覚えてしまい、周辺から離れなくなり、何度も出没するようになります。栄養状態も良くなり、頭数の増加にもつながります。
 また、エサを要求して人に近づく場合がありますので、絶対に与えないでください。

・サルに近づかない
 人の物を奪い取ったり、人に危害を加える場合がありますので、絶対に近づかないでください。

・窓には鍵をかける
 窓や扉を開けて家屋内に浸入して、食べ物を奪うことがあります。窓の外から見える場所に食べ物は置かないようにして、サルに入られないように必ず鍵をかけてください。

引き寄せないために

○野菜など食べ物やペットフードを屋外に置かない
 
庭、テラス等、屋外に食べ物やペットフードを置いたままにしておくと、サルや匂いに敏感な野生動物に嗅ぎ当てられて食べられてしまいます。屋内で保管してください。

○野鳥の餌台に注意、サルを見かけたら直ちに片付けましょう
 野鳥の餌台をみつけると、サルなど野鳥以外の動物が頻繁に通うようになります。付近でサルを見かけたら、直ちに餌を片づけるか、その日の野鳥がたべる分量だけを置くなどの配慮をお願いします。

○家庭菜園は、サル等、野生動物に採られない工夫を(防除しましょう)
 美味しい野菜は、常にサルなどの野生動物に狙われています。早めに収穫するか、電気柵等で防除してください。園芸用の杭に防除ネットを被せるだけでもある程度有効です。対策方法など、町に相談してください。

○庭木の選別に注意しましょう
 庭木の選別次第では、サルが立ち寄りやすくなることもあります。クワ、サクラ、ヤマボウシ、クリ等の実のなる木や、ユリ、チューリップの球根などは、サルの大好物です。早めに収穫する、ネットで囲うなどの、工夫をお願いします。

 

 サルからの防備手段としての電動ガンについては、町に相談してください。

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