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軽井沢町公共下水道事業等における経営戦略について
策定の主旨
「経営戦略」とは、各公営企業が、将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画であり、その中心となる「投資・財政計画」は、施設・設備に関する投資の見通しを試算した計画(以下「投資試算」という。)と、財源の見通しを試算した計画(以下「財源試算」という。)を構成要素とし、投資以外の経費も含めた上で、収入と支出が均衡するよう調整した収支計画です。
総務省は、保有する施設の老朽化に伴う更新需要の増大などに対応できる経営健全化の取組を求めており、各地方公共団体に対して経営戦略の策定・改定を要請しています。
計画期間(令和6年度改定)
令和7年度から令和16年度まで(10年間)
経営の基本方針
ア)安定的なサービスの提供
・ストックマネジメント計画に基づき、計画的な改築・更新を実施し、事業費の平準
化を図ります。
イ)経営基盤の向上
・公共下水道への未接続者に対し、広報にて呼びかけるほか、必要に応じて文書の
送付及び個別訪問等を実施し接続の促進を図ります。
・使用料収入と施設の改築・更新費用とのバランスを踏まえて、使用料の適正化を
図ります。
改定のポイント
(1)公営企業法適用様式への移行
(2)物価上昇等を反映した維持管理費、委託費、動力費等の上昇傾向等の的確な反映
(3)物価上昇率は、政府や日本銀行がインフレ目標として掲げている「毎年2.0%」
を見込む
(4)物価上昇等を反映した上での安定的かつ持続可能な経営改革(使用料改定等)
の検討
(5)下水道使用料の改定の必要性に関する検証及び経費回収率の向上に向けたロード
マップを経営戦略へ記載(社会資本整備総合交付金等における重点配分要件)
経営戦略(令和6年度改訂版)
軽井沢町下水道事業等経営戦略(令和6年度改定版) [PDFファイル/689KB]