本文
定例記者会見 令和6年7月30日
コンテンツ右上にある音声読み上げ機能をご利用ください。
11時開会
司会 情報推進課長
それでは定刻となりましたので、ただいまから定例記者会見を始めさせていただきます。
皆様、本日はお忙しいところお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
私は司会を務めさせていただきます。情報推進課長の中山と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
初めに私から定例記者会見の概要について、ご説明をいたします。
現在、町では広報紙・ホームページ・SNS等により情報の発信を行っておりますけれども、定例記者会見は、町長自らが報道機関の皆様を通じて、町の動きなどを広報することにより、住民の皆様に町の政策などに対するご理解を一層深めていただきたい、このことを目的としております。
会見の日程につきましては、変更となる場合もございますけれども、毎月原則として最終木曜日の15時30分から、会見時間は質疑を含めて約30分を目途に予定をしております。また、記者会見の資料につきましては、ペーパーレスの観点から紙では配布せず、事前に町ホームページで公開いたしますのでご了承ください。
それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
本日は2点ございます。
1点目が新庁舎周辺整備課の庁舎改築周辺整備事業、2点目が総合政策課の軽井沢ゆうすげの集い2024についてです。
質疑につきましては、それぞれの案件説明後に時間をとらせていただきますのでよろしくお願いいたします。
それでは1点目の庁舎改築周辺整備事業について、土屋町長よりご説明いたします。町長よろしくお願いいたします。
説明 土屋町長
改めまして、今日はありがとうございます。
今月から記者会見を開催させていただきます。まずはお集まりいただきましてありがとうございます。毎月、基本は2項目について、そのタイミングで公表すべきまたは詳しく説明すべき内容を、私の口から説明するということを基本方針としております。
もちろん、定例に全て合わせてということではありません。その間にやるべき必要さ、あるときは適宜やるということは従来通りですし、また個別に、内容によっては取材を受けますというスタンスは変わりませんので、すべてこの中で聞いてくださいというようなことを考えておりませんのでよろしくお願いします。
では、早速1点目の庁舎改築周辺整備事業についてですが、この件は、今までも情報公開をしっかりと進めておりますので、ホームページでその都度内容を説明し、または先週の議会との全員協議会の中でもご説明した内容にはなりますけれども、担当課長からの説明になりますので、改めまして私の方から内容的には同じになりますけれども、ご説明をさせていただきたいと思います。
スライドの1枚目、こちらは事業のスケジュールになります。改めまして振り返りを含めて確認します。令和3年3月に基本方針が策定され、4年の7月に基本計画が策定、そして5年3月に基本設計完了という形に一旦なったわけです。すでにご存知の通り、令和5年1月の町長選挙の中で、私の公約により一旦凍結して見直すという方針のもとに、今まで進めてまいりました。
凍結以降、半年を目途に方針を出すという公約に従って、令和5年9月に見直し方針を策定し、現在は基本方針の再策定中になります。
この基本方針の再策定作業も、今年、8月中の策定予定としております。その後、今年度の後半、10月以降、来年の3月までに基本計画を策定し、令和7年度中に基本設計、令和8年度中に実施設計、令和9年10年度で2ヶ年をかけて本体工事を行い、11年度中に供用開始という予定です。
それでは、次のスライドから見直しのポイントをいくつかご説明します。
スライド2は、情報公開のあり方です。これまで事業に関する情報は適宜出しておりますが、スタートした当初はホームページが見づらい、探しづらいというご意見をいただいて、その都度改善を重ねております。現在では、これまで公開してこなかった過去の情報も、前回行った凍結した時点の基本計画も含めて確認できるように変えております。そして現在の動きについては、町のSNSも活用して、さらには広報かるいざわでも直近のものを出していますが、今後も毎月情報を掲載して1ヶ月の動きを確認していただくことを考えております。
次にスライドの3です。こちらはより広く住民の皆さんの声を聞くための機会を作って行くということで、一つ目は、庁舎改築周辺整備事業推進委員会ですが、こちらは昨年9月に設置し、公募の委員6名を含めた24名で構成する委員会です。専門的な見地、それから住民目線からの意見など、自由闊達な議論を交わしていただいております。
昨年11月に1回目の委員会を開催し、毎月1回、現在では9回開催しております。
この委員会は、傍聴者の方も多く、平均14名程度の方が傍聴しております。これも情報発信の効果によるものと捉えております。
続きまして、スライドの4は対話の場です。
こちらは推進委員会の議論の中で、より住民とのコミュニケーションをしっかり行う必要があるという意見もあり、また私の当初凍結した理由の大きな点の一つに、プロセスがあまり明確でなく、合意形成のプロセス点も重点ポイントでありますので、ここをしっかりとやるということで推進委員の皆さん、推進委員の主催での対話の場を開催しました。
そしてステップ2のおしゃべり会では、新しくグラフィックファシリテーションという手法を取り入れて、出た意見をその場で絵にしていき、今どんなことをみんなで話し合っているかという、ライブ感覚といいますか、確認しながら、見ながら可視化された意見によって議論をより深めることができ、参加者の皆さんからも評判は良かったと感じております。
こういったステップを進めるごとに参加する方が増えてきたということも、このあらわれかと思っております。
もう一つ、働く職員の意見もしっかり聞くことが大事だということが委員会の中でも言われていましたので、働く職員の意見を聞くということで、職員向けの対話の場というものも設け、全3回で91名参加し、働く立場、日頃住民と接している立場から、こういったものを反映すべきといった意見も出してもらっております。
次にスライドの5です。これもその他の住民参画ということです。
見直し以降、パブリックコメント、それから住民説明会、今まで実施してきたものをまとめております。
少し分析すると、これまでのパブリックコメントでは、それぞれ大体50名ぐらいから意見をいただいておりましたが、現在策定中の基本方針たたき台に関しましては、4番の17名と人数的には減っていますが、これに関しては、その前に実施した対話の場で意見を十分に出すことができ、そういう方は改めてパブコメは出さないということもあって、数字的には減っているのではないかと見ております。
いずれにしましても、住民の皆さんとの合意形成を大切にして、しっかりとしたプロセスを踏んでいくというのが基本方針ですので、この方針をもとに進めているなかで基本方針案は、今できあがってきております。
8月中に決定という予定で、今後はこの基本方針案たたき台について、住民説明会を予定しており、5番にありますように8月の2日3日5日、全4回、オンラインを含め開催を予定していますので、ぜひ皆さんにご参加いただきたいと思っております。
それでは、その基本方針案について、ポイントを何点かご説明します。スライドの6になります。これは段階的な見直しと検証パターンの提示となります。従来の計画ですと見直し前は庁舎が第1期工事、公民館については第2期工事と段階的に整備していくということでしたが、今回は同時に整備するということで、その中から生まれるコスト抑制、事業期間の短縮などと併せて、すでに開示しているA案B案C案、この三つのいずれかでコスト削減も含めて検討していくということになります。
次のスライドですが、これは公民館機能について、今までワークショップ、パブリックコメントもいただいておりますが、これをまとめた公民館機能の軸分けしたゾーニングになりますが、ちょっと細かいので、イメージで見ていただければと思います。詳細の説明は、特にいたしませんけど、皆さんが必要と考えている機能を性質、使われ方を軸で分類し可視化しております。
最後のスライドになります。
こちらは事業費に関してになります。建物の建設費だけでなく、様々な費用がかかりますので、今後も段階的に進むにつれて数字も変わったりします。いずれにしても総額で公表していくという形で、ここでもそういう比較をしておりますが、向かって左側の緑のラインは、令和4年7月に出された前回の基本計画で110億円という数字が示されていますが、この数字を基準に真ん中のオレンジの部分、前回の基本計画に基づいて、現在前回の基本計画でも着工時期は、まだきておりませんから、すでにここでねあがる色んなコストアップも起きているわけですが、これを反映し前回の計画の数字を見直すと、この2年間の約25%の建築費上昇率を反映すると129.4億円になります。ただ前回の計画でも既にこういうレベルに達しているという数字です。
そして、右側の青い縦のラインは、現在の基本方針で想定される数字です。これはA案B案C案で面積的なものを設定し、25%の上昇した坪単価などを反映すると約88億円から105億円という形で、これはあくまでも現在でのシミュレーション上の数字です。そしてこの中には新庁舎の建設費と公民館の建設費も入っております。ですから、ここからまた公民館に関しては面積が5000平方メートルという形で、前回の案のまま仮置きと言いますか、一旦動かさずに置いておりますので、こういったものもこれから本格的に見直していくということになります。いずれにしてもこの他にも様々な費用がかかり、ここにまだ反映されてない直近のコストアップ分というのも想定されますので、そういったものも算定し、しっかりと総額というものを見ながら事業を進めていきたいと思います。
この基本方針のポイントを3点ほど紹介しましたが、その他にも、大切な内容を記載しておりますので、ホームページで全て公開しておりますので、これをご確認いただければと思います。
また、住民の皆様への説明会を8月2日、3日、5日に開催する予定ですので、ご参加いただければと思います。以上、簡単ではございますが、庁舎改築周辺整備事業についての説明となります。
司会 情報推進課長
ありがとうございました。それではここで質疑をお受けしたいと思います。質疑がございましたら、挙手をいただき、社名と氏名の後に発言をお願いしたいと思います。
質問 信濃毎日新聞社 板倉氏
町長の説明にもありましたが、新庁舎の事業は、町長選の時の争点になり、その合意形成のプロセスというものと総事業費が膨大になってしまったということで、当時議論があったかと思いますが、プロセスの方は、情報公開とか住民の方が参加する形で進んできたと思ますが、事業費については、物価が上がったことによって、結果的に前回の基本計画の金額と現在基本方針をまとめている、幅ありますけれども、その最大値を比較すると数字上大差がなくなってきてしまって、それは当然物価が上がってきているので仕方がないってことだとは思いますが、その数字を単純に比較すると見直しはしているけれども、かかるお金は変わらないというのが、率直な受け止めになるかと思います。これから計画が進んでいく中で、町長の中で、事業のボリューム感というか積み上がってきたその設備を作るということではなくて、この枠の中におさめたいという何かボリューム感というかイメージはお持ちでしょうか。
回答 土屋町長
この点は、非常に難しい面もあります。委員会の中でも、キャップをはめるべきとかですね、そういう意見も承知していますが、なかなか個人的に家を建てたり、小さなビルを建てるのと違って、いろんな変動要素もある中ではめにくいですが、今回お示しした数字の中でというイメージは持っております。あとはまだまだそのスペースの使い方ですねDX推進との両輪にもなっていますので、そういったところで再検討の余地もありますし、公民館のスペースですね、前回の計画も5000平方メートルというところに置いたままですので、庁舎等を含めての使い方、それから分散化という中で、どのくらいそれを上限として考えて、まだまだそこは絞って絞ってってというかですね、検討していく余地はまだあると感じておりますが、イメージ的にはいずれにしましても今回お示ししたような中でのイメージを持っています。
質問 信濃毎日新聞社 板倉氏
関連してすみません。推進委員会が上げてきた案をそのまま採用するというのではなくて、それを参考に町の方で今度議会に提案する形になるかと思いますが、必要な設備だとか施設っていう内容面とそれにかかる事業費等の優先度といいますか、やはり必要なものは作りたいが、できるだけ安くという部分もあるかと思いますが、町長の中で必要なものを必要なだけ整備するという部分と、できるだけ安く抑えるという部分、どちらのウエイトが高いですか。
回答 土屋町長
これは一見矛盾するようなお話にもなりますが、これはここでしっかりと知恵を絞るということになります。ただ建物ですからコストを抑えるためには、やっぱり面積を縮めないと、簡単に落ちますという話ではもちろんないと思っていますので、ですから、使い方とか、あとは公民館機能も今先ほど意見を出してやっている最中ですけども、第一段階的には、ここまでできるとかそれから全部どこまで反映するかというのはありますが、コストとのバランスもありますので、その中で使い方、例えば他の施設の活用とか、または民間の方がやられるところをもっと活用したほうがいろんなこともある。そういったことも含めて、一見矛盾するようなものをいわゆる正反合じゃないですけど、アウフヘーベンし新しい解を導き出すというのが、我々の役目かなと思っております。
司会 情報推進課長
他にございますか。
質問 読売新聞社 小谷野氏
ゼロエネルギービル化の0から10億円の幅っていうのは、ゼロレディ―にするというレベルを下げる幅によって、この幅を今のところ持たせているということでよろしいでしょうか。
回答 土屋町長
おっしゃる通りですね。
前回のときは、あくまでもゼブ化して、それで補助金をという考えでしたけど、ゼブ化の全体が太陽光パネル貼ってという前提でしたけど、この技術自体もまだ発展途上ですし、ライフサイクルコストも検討しているわけですね。その維持費とかメンテナンス含めてですね、それを考えてどうなのかという議論と、この太陽光発電自体も世の中でもいろんな話が出ていますけどぺロブスカイトですね、新しい技術もある中で、現状のまだ発展途上の技術にこだわって、100パーセントやるというのは、現在はあまり良くないということで、ゼブレディの可能性を優先的に考えておりますので、0から完全なゼブ化をしても10憶という見積りでおります。
あと、もう一つは、エネルギー問題は、この建物一つゼブ化というそんな小さな話ではなくて、エリアでどうするかとか広域でどうするか、そういう観点が必要です。その視点を抜きにとにかく建物をゼブ化しないと時代の流れに逆行しているという意見も今までいただいていますが、ちょっとそれは視野が狭すぎるというのが今の私の考えです。
質問 読売新聞社 小谷野氏
あと、公民館の3案を1つの案に絞って、基本計画の段階で1つの案に絞り込むということでよろしいでしょうか。
回答 土屋町長
はい、基本方針ではこの3案のうち3案のまま行くか2案に絞るかということはありますけれども、基本計画ではこのうちの1案に絞るということを予定しております。
この建物自体のデザインについても、並行してどういうものが、当初から私は質実剛健ながらも、品格がある軽井沢らしい建物をということで話しをして、設計会社ともそういうことで話しておりますが、軽井沢らしいというのは、どういうものだというような過去の、町内のいろんな建築とかそういった活躍された特にモダニズム系の建築家の方々の作品を見るとかですね。そういうことも並行し、軽井沢らしさとは何か。繰り返しになりますけど、やはり質実剛健だけれども品格がある軽井沢らしいという形にまとまればと思いながら、我々もそのデザイン的なことも並行して勉強しているところです。
質問 軽井沢新聞社 広川氏
一旦、凍結というところで、三浦・山下のプロポーザルの結果は、そのまま維持するということが、なかなか町民に理解が深まっていないように思いますけど、もう一度、今のお話ですとABC案を決めてから、ある程度絞った段階で設計をもう1度やり直していただくのかということでよろしいかと思うんですけど、その時にその条件っていうのは質実剛健以外に、予算的な部分とか、町長として第一に優先してほしい条件みたいなものは、何か提示する予定でしょうか。
回答 土屋町長
そうですね。質実剛健ながら品格ある軽井沢らしいというのは、非常にアバウトなイメージになりますが、そういったはっきりしたイメージを持つのは大事だと思っています。当然それであればいくらかかってもいいという話ではありませんので、先ほど申し上げたようなコストイメージの中でおさめて、どう知恵を絞っていくかということを考えております。
質問 軽井沢新聞社 広川氏
例えば、今88から105億というのは庁舎の部分だと思いますが、庁舎の面積とかそういう部分はなると思いますが、町ではDXなんかも推進していて、その部分でのコスト削減も考えていると思いますが、これくらいの予算ということで三浦・山下に依頼するのか、それともその機能性の中で上がっても仕方がないんだけれども、やっぱりある程度予算をあらかじめ言ってから設計依頼をするのか。そのあたりは何か考えはありますか。
回答 土屋町長
設計会社が積み上げてきて、これだけ希望の機能を入れたから、これになりましたというやり方は考えておりません。あくまでもほぼイメージしたコストの中でどうおさめていくかということで、町側の立場に立って専門的な意見を出すという形で、アドバイザーを今公募しているわけですので、条件が一級建築士を持って、過去にも公共建設のデザインですとか設計とか監修に関わったという人を審査しているところですので、そういう方と相談しながら、専門家である山下・三浦チームに対して、こちらはこちらの専門的な見解をしっかり出して、こちらのイメージに持っていくという、当然我々がリーダーシップを持ってやっていくということになります。
質問 軽井沢新聞社 広川氏
88から105億がありますけど、町長としては大体これくらいという何か目安はありますか。
回答 土屋町長
現時点では、この幅ということになります。
現時点でいくら以内っていうキャップをはめるのが一見優しいようですけども、もうちょっとそれは複雑な要素もありますし、どのくらい知恵を出すかっていう、何度も同じような話をしておりますけど、ただそういう前提があれば、色んなもっと知恵を出せるところっていうのはあると思っています。
質問 軽井沢新聞社 広川氏
團さんは、どういう立場になるのでしょうか。庁舎の中ではさっきおしゃっていた一級建築士になると思いますけど、團紀彦さんはどういう形で関わっておられていますか。
回答 土屋町長
はい、團さんは町のマスターアーキテクトなわけですけれども、町全体のデザイン、街並みということがメインに今はなっておりまして、この件に関しましては、一定の役割を果たしていただいたと、それは最終的な山下・三浦にプロポーザルで1位になったところに妥当性があるという判断を、これは私の方も当然その判断基準を持っていましたけれども、團さんの立場でのコメントも意見をいただいたということで、一旦、役割は果たしていただいたという位置づけです。もちろん定期的に全体のマスターアーキテクトでもありますから、相談っていうものは、今後も適宜行っていきます。
司会 情報推進課長
ここで時間の関係もございますので、2件目の軽井沢ゆうすげの集い2024について説明をお願いいたします。
説明 土屋町長
2点目のゆうすげの集いについてですけれども、8月3日土曜日に軽井沢ちょう民の皆さんと別荘所有者の皆さんとの交流の場として、軽井沢ゆうすげの集い2024を開催いたします。
会場は、軽井沢プリンスホテルウエストのメインバンケットホールである長野で行います。こちらのイベントは、令和元年度に第1回が開催されたわけですが、その後、新型コロナウイルスの感染症対策による影響で中止を余儀なくされまして、今回は5年ぶりの開催ということになります。
会場では、テーマが軽井沢の文化ということを今回挙げておりますので、それに関連した様々な展示、またはイベントやブースを行う予定です。
メインステージでは、昨年末の無形民族文化財に指定されました追分節と熊野皇大神社の太々神楽を披露する予定にしております。
また、軽井沢と縁の深い作家である堀辰雄に関する展示や朗読会を開催予定しています。この朗読会は。僭越ながら私が朗読させていただきます。
それから、軽井沢の別荘文化や食文化を紹介していただく出展とか、あとは非常に楽しみなトークイベントも行なわれます。
それから会場では弦楽四重奏を聞きながら、お茶やスイーツを楽しめるエリアも用意しております。この辺が軽井沢らしくですね、文化も弦楽四重奏の生BGMを聞きながらお茶とスイーツで語らっていただくというようなそんなイメージを持っています。
そして、軽井沢に暮らす皆さんと別荘に滞在中の皆さん、両者それ以外の方もいらっしゃるとは思いますけれども、軽井沢の文化をそこで楽しんでいただくと、それから中には久しぶりの再会ですとか、新たな出会いとか、そういった中で軽井沢の多様な文化が混ざり合って新しいものを生み出していくという町づくりのビジョンとも一致した流れになるわけですけれども、そういった新たな人と人の繋がりができる場になればいいなと感じております。
出展・ブース、内容の詳細につきましては、もう既にホームページで細かく公開しています。ブースの配置ですとか、細かい時間割とかですね、配置しておりますのでそちらをご覧いただければと思います。
参加費は無料で事前申し込みの必要もありません。多くの町民の皆さんと別荘所有者の皆さんのご来場をお待ちしております。
説明は一旦終わらせていただきます。
司会 情報推進課長
質疑ありましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。
質問 信濃毎日新聞社 板倉氏
ちょっと今回のテーマとは外れますが、ちょっと一つお伺いします。
県のほうで、6月に宿泊税を県として導入したいということを知事がおっしゃって、これから再来年の春に向けて検討が進んでいくかと思いますが、軽井沢町もそれ以前から町としてやっぱり宿泊税の検討をされていて、今度、県との兼ね合いが出てくるかと思いますが、現時点では、町長の町としての宿泊税のイメージというか計画、県が県税として導入する場合に、町はどんなふうに関わっていきたいか、その辺のお考えについてはどうでしょうか。
回答 土屋町長
県は宿泊税と呼ばずに観光振興税という言い方をして考えていますけれども、いずれにしても、基礎自治体である軽井沢町にも課税権があります。その中で県と取り合いになるようなことにはすべきではないと思っています。
ただ一方で、基礎自治体も、これは目的税ですから、明確なこういう形に使って泊まった方にも、軽井沢が綺麗になるなら払っていいよと、当然、目的税ですから、何に使われたかというのを細かく開示していくわけですが、こういうことに繋がってこんなに綺麗だと、また軽井沢に行きたいと、そういう形に繋げるためには、基礎自治体がしっかり必要な部分は確保すべきだというのが、私の考えですし、県にもそういう意見を述べています。
また、明確な使い方についても話を軽井沢としてはこれだけのことをやりたいと、やりたいというかですね、軽井沢は長野県の東の玄関口です。最近、あまり言われなくなったので、改めて私も強調していますが、長野県に来て玄関があまり魅力的じゃなかったら困るでしょうと、玄関を磨くと、そうするとその先の奥にも入りたいということになるわけですから、まず我々としては、軽井沢をもっともっと、十分じゃないかという人もいますが、そうではなくて、もっともっと磨き上げて魅力的なまちにしていくのが、長野県全体のためになりますし、また宿泊税の使い方として、満遍なく色んなところにばらまいても、経済的な観点からもあまり効果がないわけですから、重点的に整備していくところに整備するということを優先してほしいという意見は、県には伝えています。以上です。
司会 情報推進課長
他にはよろしいでしょうか。
質問 軽井沢新聞社 島崎氏
こういった定例会見は県内でも町村レベルはかなり珍しいっていう話もあります。町長が定例会見を開いていくという、決めるに至った思いというか経緯についてお伺いします。
回答 土屋町長
できればもっと早くやった方がよかったのかなと今思いますけれども、いろんな形で情報公開の推進というのが私の公約に掲げた中でも重要な重点項目の中でいろんなことを模索してホームページ改善とかですね、出来る範囲でやり、また来年度には完全リニューアルを予定しています。あとSNSの使い方4月からLINEを使ってチャットボット形式でいろんなことはやっていますが、それはそれとして、直接話しかけるという発信の仕方も重要ですし、今日ビデオも撮っていますが、これをアーカイブし、手話通訳を入れたり、文字を入れたりと、後からでも見られる。それから振り返って見られると、そういうメディアの発信の仕方という言い方も変ですけど、メッセージの発信の仕方も良いだろうということで、試行錯誤として、まず始めました。テーマ、時間的なこともありますので、二つということで、始めさせていただいていますが、思いは情報公開推進の徹底と説明責任をしっかり果たしていくためには、こういった直接的な話しかけ、それから質疑応答という場をもっと定期的に作るべきだという思いから始めました。
司会 情報推進課長
他によろしいでしょうか。
はい、それではですね、以上で定例記者会見を終了させていただきます。
次回は8月29日木曜日こちらは16時からを予定しております。
仮に変更となる場合は、皆様にあらかじめお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。
11時41分終了