このたび、保健福祉課におきまして、平成２９年４月より事業を開始しました「介護予防・日常生活支援総合事業」の利用者が、自己負担額（世帯合算）を超えた場合に受給できる「高額介護予防サービス費相当事業」を事業開始当初から算定しておらず未給付となっていることが分かりました。
　詳細は下記のとおりです。

１．概要

　平成２７年度の介護保険制度改正により、介護予防・日常生活支援総合事業「以下、総合事業という。」が策定され、市町村は平成２９年４月までに実施することが示されました。
　当町においても、平成２８年度に軽井沢町地域支援事業実施要綱（平成２８年１２月２２日告示第３５号）を策定し、平成２９年４月より事業を開始しましたが、町介護保険システム改修後の調整が不十分であったため、「高額介護予防サービス費相当事業」の給付対象者が抽出されずに、給付されないまま現在に至ります。
　本年度、介護保険システムの標準化移行に伴う移行調査を実施し、全事業の見直しを行う中で、未給付となっている事業があることが判明しました。
　原因としましては、システム事業者と町のシステム改修に係る連携、町職員のシステム改修後の確認が不十分であったことにより、未給付が発生したものです。

２．高額介護予防サービス費相当事業未給付の期間及び金額

　　期　間　平成２９年度～令和５年度
　　対象者　１３名
　　金　額　３７０，８６３円（令和６年１月末現在）

３．今後の対応

　未給付となっている対象者の方へ、お詫びを含めた経過報告また、速やかに申請勧奨通知等を送付するとともに、支給手続きを行います。
　今後につきましては、国から示される介護保険制度を確実に介護保険システムに反映させるため、システム事業者との連携を密にし、介護保険システム改修後のチェック体制を強化することで、再発防止に努めます。

 

問い合わせ
軽井沢町保健福祉課高齢者係
電話：0267-44-3333　FAX：0267-44-1396