2024年10月7日 更新
企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生
~大正モダンの東京から戦後追分での日々~」
終了しました!
7月20日から約2ヶ月にわたり開催した企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生」が好評のうちに9月16日、終了しました。
大正期から昭和期にかけてマルチアーティストとして活躍した追分ゆかりの芸術家、
河村目呂二の芸術の世界の一端を紹介するもので「河村目呂二ライブラリィ」の協力のもと、作品・書簡・写真・書籍など約70点に及ぶ関係資料を展示しました。
夏休み期間中は、多くの子どもたちが来館し、100匹の猫が描かれた軸「百猫図」の前では親子で100匹の猫を数える姿が見られるなど、子どもから大人まで、驚き・奇抜・自由・多様・感動・癒し・笑い・優しさ・逞しさのつまった多彩な目呂二の芸術の世界をご堪能いただきました。
皆様から感想が寄せられましたので、一部をご紹介します。
【アンケートより】
・河村目呂二さんを初めて知りました。丸いねこの彫刻とても特長を捉えられていて可愛
らしく見ることができてとても良かったです。癒されました。
・とても面白い作品だと思いました。ユーモアがあって見ていて楽しい作品でした。
・日頃何気なく目にしていたかわいらしい猫ちゃんの絵が目呂二さんのものと初めて知り
ました。「笑」がベースになっているのでしょうか。観させていただいている私にも、
自然と笑みがこぼれてしまいました。
・このようなアーティストの存在を初めて知りました。奇才でありながら繊細で心を動か
されました。
・見ていて楽しくなりました。猫嫌いの私でも猫が好きになりそうでした。
・目呂二さんの多岐にわたる才能を様々な展示から知ることができ、大変面白かったです。
・多才を楽しんでいらっしゃる作品群に感動しました。内山さん(河村目呂二ひ孫)の寄
稿文も興味深かったです。
・百猫図が興味深かったです。猫好きなのが良く分かる可愛いい絵です。
・とても独創的な人形や味のある水彩・水墨画、つけた文章もとても面白い。
などなど…
たくさんの好評をいただきました。
ご来館いただきありがとうございました。
企画展最終日、軽井沢リゾートコンサートを開催しました。
昨年に引き続き、彩美歌の皆さん(高島敦子 氏、木下泰子 氏、三宮美穂 氏)により、 クラッシック、童謡、ポップスなど幅広いジャンルの曲を披露いただき、美しいハーモニーが館内に響きわたりました。
高原 軽井沢も今年はたいへん暑い夏でしたが、夏を惜しみ、秋へと誘われる魅惑のひとときを過ごしました。
コンサートの模様は、写真下の動画でご覧ください。
「彩美歌」の皆さん。右から 三宮美穂氏、高島敦子氏、木下泰子氏
2024リゾートコンサート彩美歌
企画展「写真で見る追分宿 明治~令和」が始まりました。
江戸時代、浅間根腰の三宿のひとつで、中山道と北国街道の分岐点に位置した
追分宿は、多くの旅人で賑わった宿場町でした。
本展では、江戸時代の雰囲気が残る明治期から令和までの追分の写真により、変遷を
紹介します。
「明治後期の分去れ」(絵はがきより)
期 間:令和7年3月31日(月)まで
開館時間:午前9時~午後5時(最終入館4時30分)
休 館 日 :10月31日まで無休。以後は水曜日。
年末年始(12月28日~令和7年1月4日)
入 館 料 :大人400円・小中高生200円
「稲垣黄鶴 書の世界~野の花と小鳥の声とこの静けさに~」を離山公園 旧雨宮邸新座
敷にて開催中です。こちらは今月31日(木)までの開催です。
秋が深まるこの季節に、ぜひお越しください。
詳しくは→黄鶴展詳細
お問合せ:追分宿郷土館 ☎0267-45-1466
好評開催中!
企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生
~大正モダンの東京から戦後追分での日々~」
9月16日(日・祝)まで
大正から昭和にかけて活躍した追分にゆかりの深いマルチアーティスト 河村目呂二の
足跡を紹介する企画展が、残すところ2週間程となりました。
お見逃しなく!→企画展詳細
9月16日企画展最終日は、軽井沢リゾートコンサートも開催されます。
午前:11:00~11:30
午後:14:00~14:30
出演は彩美歌の皆さん(高島敦子 氏、木下泰子 氏、三宮美穂 氏)
定員なし
※先着順でお席のご案内となります。満席となった場合は立ち見でご鑑賞いただきます。
料金:大人400円、小中高生200円(施設入館料)
詳しくは→軽井沢リゾートコンサート詳細
「稲垣黄鶴 書の世界~野の花と小鳥の声とこの静けさに~」を離山公園 旧雨宮邸新座
敷にて開催中です。こちらもぜひお越しください。
詳しくは→黄鶴展詳細
問い合わせ:追分宿郷土館☎0267-45-1466
8月は小学生向け体験講座や一般向けの講演会、古文書講座などイベントを開催し、
子どもから大人まで、多くの皆様にご参加いただきました。
楽しく体験し、学び、出会いのあったイベントの模様をご紹介します。
今年は、初開催の3講座を加えて、全9講座開催しました。
講師:郷土館職員
先生からお話を聞きながら、畳の上に正座して心をこめてお茶をたてました。
そのあと、お友達のたてたお茶をいただき、心豊かな時間を過ごしました。
<参加した子どもたちの感想より>
・はじめてお茶をたててみて、楽しかった。
・あまいおかしを食べたあとは、抹茶が飲みやすかった。
・にがかったけど楽しかった。
講師:浅沼真知 先生(染織家)
木綿の布を1cm幅くらいに切り、その布を横糸にして織る裂き織りを体験しました。
最後のすその始末まで、みんな頑張ってきれいな布ができました。
<参加した子どもたちの感想より>
・機織り機で織るとき、シュ!トントン!とリズムがよくて、楽しかったです。
・楽しかったのでまたやりたい。
・機織り機のしくみを知りたくなった。
講師:土屋真知子 先生
籐を使って、かごを編みました。できあがったかごに「何を入れようかなー」と
お友だちとおしゃべりしている声が聞こえました。
<参加した子どもたちの感想より>
・むずかしかったけど、できあがってうれしかった。
・だんだん編むのがなれてきて、楽しかった。
・ゲーム入れにして自分の部屋におきます。
講師:郷土館職員
いくつかの竹の筒をひもでつなぎ合わせて、風鈴を作りました。
小鳥のかわいい飾りがついた竹風鈴は、風がふくと竹どうしがぶつかり、
涼しい音をたてました。
<参加した子どもたちの感想より>
・むずかしいけど、すごいきれいな音色で、がんばったかいがありました。自分の部屋に
かざります。
・あなにひもを通すのがむずかしかった。
講師:藤森英二 先生
先生から縄文時代のお話を聞いてから縄文土器作りに挑戦。
粘土をこねて、底の部分を作ってから、棒状にした粘土を下から重ねていき、
器を作りました。最後にいろいろな模様をつけて縄文土器ができあがりました。
秋には野焼き体験を予定しています。
<参加した子どもたちの感想より>
・もようをつけるのと、大きくしていくのが楽しかった。
・作るのはむずかしかったけど、できたらとてもうれしく、感動した。
・昔作っていたものを、今でも体験できてうれしかった。
講師:長野地方気象台、気象庁浅間山火山防災連絡事務所の職員の皆さん
気象・地震・噴火について、お話を聞いて、DVDを見たり、実験をして、それらの
メカニズムを体験し学びました。
実験では、はじめてのお友達と協力して、成功させました。
<参加した子どもたちの感想より>
・雨やかみなりがおきたとき、こうなるんだということと、自分はどうすればよいか
がわかってよかった。
・わかりやすかった。かみなりのはなしがおもしろかった。
・火山や地震のことが知れてよかった。
講師:土屋幸江 先生
銅板にガラス絵の具で模様を描いてから、専用の電気窯で焼き七宝焼きのキーホル
ダーを作りました。最後に自分の作品に題名をつけて完成。
<参加した子どもたちの感想より>
・とにかく楽しかった。
・最初あまり想像できなかったけど好きな色をいっぱいぬったらきれいな色ができた。
・好きな色をぬって焼いたら、すごくつるつるにできてかわいく見える。
講師:郷土館職員
ろう石を小さなのこぎりとサンドペーパーを使ってまが玉の形に整えてから、
水やすりを使って水の中で磨いてまが玉を作りました。
<参加した子どもたちの感想より>
・ずっと首にかけて、夜は頭の上に置いて、ずっとお守りにします。
・昔のまが玉を一から作れて貴重な体験だった。
・できあがったら、石にいろんな模様が出て楽しかった。
講師:堤隆 先生
先生から、黒耀石がどこで採れて、どのように使われたか、お話を聞いてからペン
ダント作りに挑戦。
専用のペンシルを使って、慎重に周りを削り、ピカピカのペンダントを作りました。
<参加した子どもたちの感想より>
・黒耀石でものが切れることを初めて知った。真っ黒だと思っていたけど少しだけ
すけていてびっくりした。
・めちゃくちゃ楽しかった。
・日本の歴史を知ることができた。北海道に黒耀石をとりに行きたくなった。
※次回は春休みに、子ども歴史体験講座を予定しています。お楽しみに!
長野地方気象台と気象庁浅間山火山防災連絡事務所の職員の皆さんによる毎年
恒例の講演会を開催しました。
今年は「気候変動」「最近の地震」「最近の浅間山」の3つのテーマについて、
講演いただきました。関心の高い内容に、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けました。
演題:「気候変動と大雨による災害について」
講師:須山英典 氏(長野地方気象台 防災管理官)
演題:「最近の地震について」
講師:小林昭夫 氏(長野地方気象台 火災防災官)
演題:「浅間山の今の状況と火山防災の日について」
講師:飯島聖 氏(気象庁浅間山火山防災連絡事務所長)
講師:深谷大 氏(日本文化研究者・早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
講師の深谷氏から、江戸時代の出版事情、生活、文化などユーモアを交えた説明
を聞きながら、くずし字をわかりやすく解説いただき、和やかな雰囲気の中、楽
しく解読に挑戦しました。
※現在開催中の企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生」に関連して開催
した内山舞氏による教養講座1(7月27日開催「追分の自然に曾祖父のまなざ
しを感じて~マルチアーティスト河村目呂二の素顔」)は、郷土館だより8月
号にて公開しています。
企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生~大正モダンの東京から戦後追分での日々~」が開催中です。ぜひこの機会に河村目呂二の世界をご堪能ください。
「稲垣黄鶴 書の世界~野の花と小鳥の声とこの静けさに~」も離山公園 旧雨宮邸新座敷にて開催中です。こちらもぜひお越しください。
7月27日(土)に内山舞 氏(河村目呂二ひ孫)をお迎えして教養講座「追分の自然に曾祖父のまなざしを感じて~マルチアーティスト河村目呂二の素顔~」を開催しました。
河村目呂二の作品に対する思いや言葉遊び等、河村目呂二の奇才ぶり、多彩な芸術の世界をお話しいただきました。
演題「追分の自然に曾祖父のまなざしを感じて~マルチアーティスト河村目呂二の素顔~」
講師 内山 舞 氏(河村目呂二 ひ孫)
7月28日(日)は、第39回しなの追分馬子唄道中で、追分宿はとても賑わいました。
追分節保存会の皆さんによる追分節の披露も行われました。
「信濃追分」(座敷唄調)
午後には、江戸時代の装束を身につけて当時の中山道の往来を再現した馬子唄道中が始まりました。今年の代官役は軽井沢町町長、土屋三千夫が扮しました。
当日は、追分宿郷土館と堀辰雄文学記念館は無料開館となり、多くのお客様が来館されました。また来年楽しみですね。
7月17日(水)に西地区児童館にて「放課後子ども教室」が開催されました。
追分節を初めて聞く子どもたちも大勢いました。
仕事唄調「追分馬子唄」 座敷唄調「信濃追分」
保存会の先生から手ほどきを受け、唄や三味線・太鼓・馬のひずめ音・馬鈴など
楽器にも挑戦しました。
初めて触る楽器に苦戦しながらも楽しい時間を過ごしました。
三味線 三味線
太鼓 馬のひづめ音
企画展「江戸時代のトラベルガイド」は7月15日(月・祝)までの開催です。
この機会にお見逃しなくご来館ください。→企画展詳細
企画展「奇才!河村目呂二のアーティスト人生~大正モダンの東京から戦後追分での日々~」が7月20日(土)から始まります。
会期中、様々なイベント開催します。
7月28日(日)は今年もしなの追分馬子唄道中が開催されます。
江戸時代、中山道最大の宿場町だった追分。時代装束をまとった武家娘らの行列が追分馬子唄を唄いながら練り歩きます。
追分宿郷土館と堀辰雄文学記念館は無料開館となります。
ぜひお出かけください。
チラシ表面→企画展チラシ表面(PDF/632KB)
チラシ表面→企画展チラシ裏面(PDF/1165KB)
離山公園旧雨宮邸新座敷で、稲垣黄鶴展を開催します。
6月になりました。
ハルゼミが今年は5月23日に鳴き始めました。
(6月1日撮影)
郷土館の企画展も絶賛開催中です。
7月15日までの開催になるのでこの機会に、ぜひご来館ください。
資料の保存を目的とした防虫・防カビ対策として、館内ガス燻蒸を実施します。
そのため、追分宿郷土館・堀辰雄文学記念館・軽井沢町歴史民俗資料館・旧近衛文麿別荘(市村記念館)が下記の日程で臨時休館となります。
期間中は、危険防止のため施設周辺には近づけませんので、故意に立ち入ることのないようご協力ください。
皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
※期間中の問合せ先:教育委員会 文化振興係(TEL 0267-45-8695)
新緑がまぶしい季節になりました。
ゴールデンウィークの連休もたくさんのお客様に来館していただき、ありがとうございました。郷土館の企画展「江戸時代のトラベルガイド」も絶賛開催中です。
詳しくは、企画展詳細をご覧ください。
刀剣を展示替えしました。
「伝 新選組組長 近藤勇ゆかりの脇差」と「伝 新選組五番隊組長 武田観柳斎の佩刀」を
8月4日まで展示しています。
追分節隊4年ぶりに活動再開しました。
5月4日(土)に、追分節保存会の皆さんと一緒に観光列車「ろくもん」の乗車時に
「追分馬子唄」を披露し、乗客の皆さまへおもてなしをしました。
軽井沢の伝統民謡「追分節」(追分馬子唄・信濃追分)が令和5年度に軽井沢町無形民俗文化財の指定となりました。
宿場や街道で唄われてきた「追分節」を一緒に練習しませんか。
追分節保存会の皆さんから唄や楽器などを教えていただきます。
年齢は問いません。子どもから大人の皆さん、ぜひご参加ください。
〇「追分馬子唄」 唄を習います。
〇「信濃追分」 唄・踊り・太鼓・三味線を習います。
♪練習日:月に2回、第1・3 土曜日
午前9時~10時
♪場 所:追分宿郷土館
♪講 師:追分節保存会の皆さん
追分宿郷土館に電話かFAXでお申込みください。随時受け付けています。
問い合わせ先 追分宿郷土館 電話・FAX 0267-45-1466
4月になりました。
新年度が始まります。
今年度もたくさんのイベントを企画していますのでお楽しみに。
3月に歴史体験講座と追分宿探検散策会を開催しました。
講師の浅沼真知先生 布を裁断している様子
150年前のはた織り機で織っていきます。 完成品
講師の土屋真知子先生
あけびのつるで編んでいる様子。 つる細工完成品
皆さん一生懸命に編んでいました。
植物園の新井園長よりホウキの材料となる コキアのほうき作成中
コキアと竹について教えていただきました。
竹ぼうき作成中 完成品(左:竹ぼうき、右コキアぼうき)
講師の追分節保存会の皆さんと小豆を使ってお手玉を作りました。
お手玉完成品
追分宿探検マップを片手に伊藤学芸員の案内で追分宿(一里塚~分去れ)を散策しました。
常夜灯前 本陣裏門前
高札場前 文学散歩道
春の息吹を感じながら追分区の文学散歩道を通り、郷土館へ戻りました。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
今年の夏休みにも子ども講座を予定しています。
ぜひ楽しみにしていてください。
郷土館では企画展「江戸時代のトラベルガイド」を7月15日(月・祝)まで開催しています。
江戸時代、中山道をどのようにして旅をしていたのかを紹介しています。
休館日は水曜日。
詳しくは→企画展チラシ(PDF/178KB)