2023年9月27日 登録
令和5年9月25日付け文部科学省告示第108号により、「軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)」が国の重要文化財(建造物)に指定されました。
この建物は、建築家アントニン・レーモンドの別荘兼事務所として昭和8年(1933)に建設されました。レーモンドはここで、妻のノエミ、自身の建築設計事務所の所員らと夏の間を過ごしました。レーモンドが日本を離れた後、建物は売却され、その後も幾多の所有者を経て、昭和61年(1986)に軽井沢タリアセン内へ移築されました。
現在は、フランス人画家レイモン・ペイネの絵画を展示する「ペイネ美術館」として活用されています。
町内の重要文化財(建造物)は、昭和55年(1980)に指定された旧三笠ホテルに続き2件目の指定となります。(軽井沢町の文化財)
■名称
軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)
■構造及び形式
木造、建築面積162.98平方メートル、一部2階建、鉄板葺