2024年11月19日 更新
当町でも、クマの目撃情報やクマの痕跡情報が、寄せられております。
この時期のクマは、冬眠に備えてえさを求めるため、一日に10kmから15kmを行動するようです。また、ブナの実だけでも1日に約2kgは食べるようです。
クマに出合わないためにも、次のことに注意してください。
〇クマ鈴、ラジオ、笛を鳴らす
クマとのばったり遭遇を防ぐためにもクマ鈴、ラジオ、笛など音の出る物を鳴らして人
の存在を知らせましょう。
〇朝夕の行動は避ける
明け方と夕方は、クマの活動が活発になります。この時間帯には、見通しの悪いヤブ付
近を通行したり、山に出掛けることは避けるなど十分に注意しましょう。
また、出来るだけ単独での行動は避けて、複数人で行動しましょう。
〇クマのいる場所に近づかない
山にはクマがいると思って行動しましょう。クマの足跡やフンを見つけたら、それ以上
は近づかずに引き返しましょう。
〇エサとなるものは管理する
・屋外に出したままの食料、ペットフード、生ごみに餌付いてしまうと、エサを求めてク
マが建物の周辺を徘徊するようになり大変危険です。屋内やカギのかかる場所で保管し
ましょう。
・ごみを出す際には、朝に出すなど排出時間や排出場所を守りましょう。
・畑などは、電気柵を設置して防除しましょう。
収穫後に残った農作物をそのままにしておくと、クマなど野生動物を呼び寄せてしまう
ため、確実に廃棄して畑には残さないでください。
〇山に犬を連れて行かない
犬がクマなど野生動物をみつけて吠えたてると、野生動物を興奮させてしまい危険で
す。犬が吠える、唸るなど、いつもと様子が違うと感じたら、もと来た道を引き返しま
しょう。
〇子グマには近づかない
子グマを見つけたら近くには必ず母グマがいます。子グマを守るために母グマが神経質
になっているため、子グマには絶対に近づかないでください。
クマに出合わないことが最良の予防策ですが、もしも出合ってしまったら、慌てずに落ち着いて行動しましょう。
・クマを刺激しないように、ゆっくりと、静かに後ずさりして、その場から離れましょ
う。
・クマは走るものを追う習性があるため、走らないで離れましょう。
・至近距離で遭遇した場合には、手で頭部を保護しましょう。
クマ出没場所の情報は、軽井沢さるクマ情報 マップ で確認できます。
http://www.thread.ne.jp/kta2/sarukuma.html
県内のクマ対策やクマ出没情報などは、県ホームページで確認できます。
長野県ホームページ
https://www.pref.nagano.lg.jp/yasei/bear.html
NPO法人ピッキオ 電話:0267‐46‐3818 または 090-3585-9763
環境課野生鳥獣対策係 電話:0267-45-8556