2016年1月29日 登録
平成25年度より進めてきた50年・100先の未来像「軽井沢グランドデザイン」が完成しました。グランドデザインの作成にあたり、東京工業大学中村良夫名誉教授を委員長とし、景観工学、造園学、観光政策、交通工学、建築デザイン、社会環境、スポーツ社会学の専門家と町長、都市デザイン室参与の9名による委員で構成された軽井沢未来構想会議で深く議論しました。また、町で事前に公募した26件の町民等からの提案を構想会議に提出し、代表的な意見をいただいた方々から直接意見を伺いました。町内の小学生からは絵画、中学校の生徒からは作文を募集し、未来の軽井沢に対する意見や思いをこの構想に反映しました。文字を並べた分厚い冊子ではなく、絵で見て感じ、議論の火種となるよう冊子にもまとめました。行政と住民、そして軽井沢に関係する全ての人が手をつなぎ、未来のまちづくりの参考書となります。
町を俯瞰したこのグランドデザイン画は、北海道富良野市在住のイマイカツミさんの水彩画です。イマイさんは平成26年9月下旬から10月中旬まで軽井沢に滞在し、制作に熱心に取り組んでいただきました。イマイさんは「この絵の前で、軽井沢の将来について、皆さんが色々なことを語っていただけるとうれしい」と語っていました。なお、この絵の複製を役場等の公共施設に展示してあります。