観光シーズン等におけるタクシー供給強化連携協定
『タクシー供給強化プロジェクト』始動
昨今の観光需要の回復とタクシー運転手の減少に伴い、都市部や観光地では深刻なタクシー不足が発生しており、町においても同様の問題を抱えています。一番の原因はタクシー運転手の不足です。タクシー会社でも二種免許取得補助を行い、積極的な雇用に努めていますが、なかなか集まらないのが実情です。多くの人が集まるゴールデンウィークや夏の繁忙期、週末などをこれから迎えるにあたり、昨年同様に需要が供給を上回る問題が予想されます。
そこで町では課題解決に向け、まずは今春のゴールデンウィーク開始を目指し、令和6年2月14日(水)に6者による連携協定書を締結しました。
◇協定団体等
◇協定式の様子
【写真】協定式参加者による記念撮影 左から土屋芳春(軽井沢観光協会長)、中島宏(GO株式会社代表取締役社長)、 土屋三千夫(町長)、松葉和彦(軽井沢タクシー協会長※松葉タクシー有限会社代表取締役)、 中里順一(軽井沢町商工会長)、鈴木健夫(軽井沢ホテル旅館組合長) |
プロジェクト概要
1.周辺地域からのタクシー車両・乗務員派遣(7/22更新)
一番のピークである夏の繁忙期を迎えるにあたり、近隣地域からの車両等の応援派遣対策が開始しました。
本取り組みは、長野県佐久交通圏内のタクシー事業者3社11台が応援隊として、アプリ配車を受けて運行します。期間は7月12日(金)から9月27日(金)までの3ヶ月間とし、週末を中心に、曜日や時間ごとの繁忙予測に応じた台数が運行予定です。
※終了日は予定とし、変更する場合があります。
【車両・乗務員の応援隊派遣参画事業者】
- 岩村田観光タクシー株式会社
- ニュー交通有限会社
- 松葉タクシー有限会社
2.日本型ライドシェア導入(10/9更新)
本プロジェクトの一環として検討を進めていた『日本型ライドシェア(自家用車活用事業)』が、4月26日より運行開始。運行開始に先駆けて同日、軽井沢町役場で関係者が集まり出発式を開催しました。
◇出発式の様子
【写真】参加代表によるテープカット時の記念撮影 左から山谷恭博(長野県タクシー協会長)、松葉和彦(軽井沢タクシー協会長※松葉タクシー有限会社代表取締役)、土屋三千夫(町長)、中島宏(GO株式会社代表取締役社長) |
軽井沢における「日本型ライドシェア」実施概要
令和6年9月に許可内容の見直しを行いました。10月から12月までの曜日・時間帯等は下記のとおり運行します。
※ 通常のタクシー車両の稼働状況等により、ライドシェア車両が稼働していない場合もありますので、ご理解ください)
対応エリア | 軽井沢町全域 | ||
稼働時間・曜日・台数等 |
金曜日(10/11・11/1除く) | 16時~23時 | 7台 |
10/11・11/1(連休前の金曜日) | 16時~23時 | 6台 | |
土曜日 | 10時~23時 | 10台 | |
日曜日(10/13・11/3除く) | 10時~19時 | 7台 | |
10/13・11/3(連休中日の日曜日) | 10時~23時 | 10台 | |
10/14・11/4(連休最終日の月曜日) |
10時~16時 | 5台 | |
10/15・11/5(連休明けの火曜日) |
6時~12時 | 3台 | |
タクシー会社 ※記載順は順不同 |
松葉タクシー有限会社 株式会社ますや交通 第一交通株式会社 有限会社軽井沢観光 |
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利用料金 |
乗車地から目的地までの走行予定ルートの距離に応じて、乗車前に運賃が確定します。 なお、運賃に加え、迎車料金とアプリ手配料がかかります。 ※アプリ手配料は『3.アプリ車両の導入による効率的配車』をご覧ください。 |
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配車方法 | 稼働時間帯にタクシーアプリ『GO』にて、目的地を入力かつ「GO Pay」を決済選択の上、『タクシー・ライドシェアを呼ぶ』を選ぶとライドシェアの車両が配車される可能性があります。 |
日本型ライドシェアドライバー募集情報
日本型ライドシェア実施に向けて、ライドシェアドライバーのエントリーを受けています。ライドシェアドライバーにご興味がある方はエントリーをお願いします。
なお、連携協定を提携している『GO株式会社』の求人サイトへの登録となります。登録された方に対しては、登録状況を確認の上、求人サイトから連絡がありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
※各タクシー事業者による面接等を行い、採用となった場合は研修等を受けていただき、実務にあたっていただくこととなります。
■エントリーサイト
日本型ライドシェアとは?
第2種運転免許を持たない一般ドライバーが、タクシー会社の運行管理を条件に、自家用車を使って有償で他人を送迎するもので、令和6年(2024年)4月より開始しました。
当町ではタクシーアプリ『GO』を活用して実施しています。ライドシェアドライバーは
- ご自身のスマートフォンにアプリをダウンロード
- アプリから指定された場所へお迎え
- 乗車後、ナビに沿って目的地へ走行
- 目的地へ到着、降車案内
- 事前確定運賃(キャッシュレス)のため、降車時の料金徴収は不要
※運行開始前には運行管理者による点呼(健康状態、アルコールチェック等)を実施
3.アプリ車両の導入による効率的配車(9/17更新)
令和6年3月28日(木)より、軽井沢エリアでもタクシーアプリ「GO」がご利用いただけるようになりました。皆さんのお持ちのスマートフォンでタクシーを呼ぶことができますので、この機会にご利用ください。
なお、通常の運賃の他に手配料がかかります。料金内容については下記のご利用法をご覧ください。
※タクシー配車依頼は今までどおり、各タクシー事業者において電話予約での受け付けも行っていますので、引き続き電話のでご利用を希望される方は直接電話でお申込みください。
軽井沢エリアでの「GO」アプリご利用方法について
- 利用方法:スマートフォンにタクシーアプリ「GO」をインストール
※既にアプリを利用されている方は改めてインストールすることは不要です。
- 決裁方法:GO Pay決済(車内決済はできません)
※事前にクレジットカード・d払い・PayPayのいずれかを登録してください。
- 配車可能エリア:町内全域(一部配車制限エリアがあります)
- 配車予約:「今すぐ呼ぶ」のみ(事前予約はできません)
- 料金設定:通常料金(運賃と迎車料含む)に加え、アプリ手配料(100円)と以下のとおり地域交通振興料*がかかります。
*繁忙期:500円(4月、5月、7月、8月、9月、10月、11月)
*閑散期:200円(1月、2月、3月、6月、12月)
※ 運行開始の令和6年3月はシステムの都合上、繁忙期料金でした。
※ 繁忙期・閑散期の対象月等は今後変更となる可能性があります。
軽井沢町民の方
町内での『GO』アプリの利用時には運賃・料金に加えアプリ手配料(100円)と、地域公共交通振興料(最大500円)が発生しますが、精算時にマイナンバーカードをドライバーに提示することにより、地域交通振興料が免除されます。
詳しくは以下をご覧ください。(画像をクリックするとPDFが表示されます)
◆開始日:令和6年9月17日(火)13時から
◆注意事項
- 免除となるのは「地域交通振興料」です。運賃、迎車料金、アプリ手配料は対象外となります。
- ドライバーからお客様に『マイナンバーカードをお持ちですか?』などの申し出は行っておりませんので、町民の皆さまからの申告がないと免除されません。
町内タクシー事業者【通常】ドライバー募集情報
※準備中
説明会情報
官民連携『タクシー供給強化プロジェクト』事業者・住民向けの説明会を開催しました。
日 時 | 令和6年3月8日(金) (1)10時~11時 (2)15時~16時 |
場 所 | 中央公民館 講義室 |
内 容 |
タクシー供給強化プロジェクト概要 タクシー配車アプリのチラシ等の設置協力依頼(事業者向け) タクシー配車アプリの利用方法 ※「周辺地域からのタクシー車両・乗務員派遣」や「日本型ライドシェア」については、各団体と調整中である他、国においてパブリックコメントを実施中のため、上記内容のみとなります。 |
説明者 | 軽井沢町住民課交通政策係 GO株式会社 |
このページに関するお問い合わせ
- 住民課
-
電話番号:0267-45-8540
FAX番号:0267-46-3165
電子メール:juumin(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。