下水道
下水道整備の意義
より快適で清潔な暮らしを築くために下水道整備は必要不可欠です。
し尿や生活排水を適切に処理することにより、河川や湖沼の水質も改善され、自然環境の向上につながります。
一般家庭ではトイレの水洗化が可能となり、衛生的で清潔な生活が実現できます。さらに、下水道で処理された汚泥は肥料などに活用され、リサイクルにも役立ちます。
軽井沢町の生活排水における構想計画(ビジョン)
軽井沢町は、雄大な浅間山の麓に位置し、緑豊かな自然環境の中で国際保健休養地として発展を遂げてきました。
この自然環境や水環境を後世に引き継ぐため、生活排水対策(下水道、農集排、浄化槽)を進めていますが、少子高齢化等や社会情勢の変化への対応が求められています。
また、生活排水施設は、機能の維持や利用者である住民の皆様の利便性や快適性を持続していくため、今後とも適切な維持管理のもと運営を行っていく必要があります。このため、50 年先を見据えた経営計画に基づき、処理場の統合、汚泥処理の集約化、維持管理の効率化等を検討し、生活排水施設の持続的な運営と良好な水と資源の循環を目指すため、20 年後までの生活排水対策の構想である「軽井沢町 水循環・資源循環のみち2010」を策定し、平成27年度と令和4年度に見直しを行い、現在は「軽井沢町 水循環・資源循環のみち2022」が最新版となっております。
軽井沢町「水循環・資源循環のみち2022」(PDF/1151KB)
生活排水施設整備事業
下水道整備については人口の密集地を中心に、農業集落排水については農業振興地域(杉瓜地区・茂沢地区)に整備を進めてきました。下水道区域以外の地域については、下水道と同等の処理能力を持ち、人口減少社会にも柔軟に対応できる合併処理浄化槽により生活排水処理を行っていく方針としています。
下水道整備の受益者負担金とは
下水道が整備されることにより、汚水の排除、トイレの水洗化などの環境改善が図られ、快適性・利便性が向上し、直接利益を受ける下水道処理区域の皆さんに負担していただくものです。
負担金については、原則としてその土地の所有者が負担することになりますが、該当する土地に地上権、使用貸借、賃貸借などがある場合は、所有者との協議により受益者を決めていただきます。
受益者負担金額は土地の面積1平方メートル当たり600円です。納付方法は3年に分割し、1年をさらに4回に分けて納めていただきます。
第1期分 |
7月16日~31日 |
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第2期分 |
9月16日~30日 |
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第3期分 |
12月16日~25日 |
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第4期分 |
2月16日~末日 |
※ 受益者負担金の納付は、口座振替が利用できません
負担金は前納することもでき、前納報奨金制度もあります。
1年分の一括納付 |
3% | ||
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2年分の一括納付 |
4% | ||
3年分の一括納付 |
6% |
前納報奨金計算例
〇330平方メートル(100坪)の土地の場合
受益者負担金総額 330平方メートル×600円=198,000円
【全額を一括納付する場合】
受益者負担金総額 第1期納付額 報奨金交付率 前納報奨金
( 198,000円 - 16,500円 ) × 6% = 10,800円(100円未満切り捨て)
公共下水道の排水施設備工事や修理
排水設備の工事や修理は町で指定した工事店に依頼してください。見積りから申請手続きまで、すべてこの工事店が行います。
排水設備工事をする場合に、土地が申請人以外の方の所有である場合は、その土地所有者の同意書が必要です。
町で指定した工事店 はこちらをご覧ください。
維持管理
現在、長野県及び県内市町村で設立した長野県下水道公社へ維持管理業務を委託しており、近隣市町村と広域的な維持管理を実施することにより、処理場の維持管理コストの縮減に努めています。
公共下水道に接続しましょう
下水道が整備されると、皆さんの家庭でトイレや台所、お風呂などの排水を下水道に流すことができます。しかし、下水道が整備されても、各家庭で接続しないと、整備地域一帯の生活環境の改善が進みません。下水道が整備された地域の家庭は、一日も早く下水道に接続してください。
排水設備改造資金の融資あっせん制度があります。
詳細は「水洗化融資あっせん・利子補給」のページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
- 上下水道課 下水道業務係 下水道施設係
-
電話番号:0267-45-8592
FAX番号:0267-46-3165
電子メール:jougesui(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。