このページの本文へ移動

Welcom to Town of Karuizawa

ウクライナ国民の絶望と恐怖(令和4年4月1日)

2022年4月1日 登録

 平和に暮らしていたウクライナ国民が、ある日突然、血に染まり、祖国を追われ、美しい街をことごとく破壊されています。ロシア侵攻の可能性は以前から報じられておりましたが、「まさか、ロシアが攻めてくるなどはあり得ない」と多くの市民は語っていました。しかし、そのまさかが起きてしまいました。そして、強大なロシアの武力攻撃を前に、一国で戦うという現実をつきつけられ、子供を含む多くの市民や兵士の命が犠牲になっています。日に日に、その数は増加しています。ニュースでは爆音の鳴り響く中、涙ながらに防空壕へ避難する市民の姿が映し出されています。ウクライナから遠く離れた日本の私たちにとっても、これが現実の世界かと、目を覆いたくなるような惨状です。
 ソ連邦崩壊後の1994年に米国、英国、ロシアはウクライナと「ブダペスト覚書」を交わしました。覚書はウクライナにある旧ソ連時代の核兵器を放棄する代わりに、ウクライナの安全を保障するというものです。しかし、安全を保障した当事国のロシアが侵略を行い、米国・英国は軍事的に守れないという事態で約束は反故にされました。条約や覚書など、相手が守る意思がなければ、紙くずに等しいわけで、ウクライナ国民にとって、はらわたが煮えくり返る悔しさと同時に、核を手放してしまった愚かさを感じていると伝えられています。自国が消滅する、生きるか死ぬかの事態に、世のきれいごとは何の意味も成しません。ウクライナ国民の無念な気持ちは、察するに余りあります。
 町広報に、まさかこのような記事を書くなど想像すらできませんでしたが、現実に起きている事柄として避けて通れません。私たちはロシアのウクライナ侵略に対して、目を背けることは許されないのです。どのような理由があろうと、他国民の命を奪い領土を侵略する行為は絶対に許されるものではありません。最大限の批難をプーチン大統領に送り届けなければなりません。そして、我が国もウクライナ国民に心を寄せ、効果的な支援を行うとともに、この紛争から学び、平和維持のための現実的な備えをしなければなりません。
 民主主義が揺らぐ世界情勢の中にあって、中国、ロシア、北朝鮮など強大な権力者が独善的に統治する全体主義国家に取り巻かれている、我が国の安全保障環境は極めて厳しいものがあると言わざるを得ません。(令和4年3月22日執筆)

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?

このページに関するお問い合わせ

住民課
電話番号:0267-45-8540
FAX番号:0267-46-3165
電子メール:juumin(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。