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堀辰雄文学記念館だより  令和3(2021)年

2021年6月10日 更新

 

 

O(オー)村だより 令和3年 6月号

 

 

白い藤の花が咲きました

  野いばら、辛夷の花、雪…

 堀辰雄の作品に、様々な美しい白い色が登場します。

 

   

 

    旧宅の前には、白い藤の花が可憐に咲きました。

 

 

 

 

 梅雨の晴れ間、堀辰雄が妻多恵に宛てた手紙に、

 

  『每朝 郭公の奴に四時半ごろ目をさまされる それから二時間ばかり

       うつらうつらとしているのだよ けふは漸つと追分日和になった…』

              (昭和15年6月6日 信濃追分油屋より)

 

 と記しています。

 

 

    

  当館 門をくぐると、郭公のさえずり響く緑のアプローチ。

 左側のもみじは、堀辰雄の師 室生犀星から新築祝いにいただいたものです。

 右側のカラマツは、妻の堀多恵が植えました。

 

 雨上がり、“追分日和” の堀辰雄文学記念館は、美しい新緑に包まれています。

 

 どうぞ、おでかけください。

 

 

 

O(オー)村だより 令和3年 特別号

 

堀辰雄が昭和28年5月28日に没してから68年の月日が経ちました。

 

堀辰雄文学記念館にお立ち寄りの際は、堀辰雄を偲びながら、

堀辰雄が愛した自然と文学作品にふれていただくひとときを

おすごしいただけましたら幸いです。

 

京都の浄瑠璃寺より馬酔木(あしび)をご寄贈いただきました

今年の4月に、堀辰雄夫人(故堀多恵)のご友人 梅沢良子氏を通して、

浄瑠璃寺に植えられている馬酔木の木をご寄贈いただきました。

 

 

 

                             堀辰雄にゆかりの深い馬酔木

 

 

 

堀辰雄は、昭和18年4月に夫人を伴い、大和へ旅をしました。

 

 

 春の大和に往つて

 馬酔木の花ざかり

 を見ようとして途中

 木曽路をまはつて來

 たら思ひがけず雪が

 ふってゐた  

 昭和十八年四月十三日 

        堀辰雄

 

 

堀辰雄は、大和への旅の途中、木曽福島の旅館に泊まった際、

宿の主人に請われて自筆の文を残しています。

その文面は随筆「辛夷の花」(『大和路・信濃路』収録)の冒頭にも使われており、

堀辰雄が馬酔木の花を旅の愉しみとしていたことがうかがえます。

 

堀辰雄は、木曽を経て奈良につき、京都の浄瑠璃寺を訪れました。

随筆「浄瑠璃寺の春」(『大和路・信濃路』収録)には花のさかりの馬酔木が描かれ、

作品を印象的に彩っています。

 

 

                堀辰雄文学碑

 

 

堀辰雄文学記念館には堀辰雄文学碑があり、

碑文に刻まれているのは、上記に引用した木曽で書かれた文です。

堀辰雄が遺した数少ない毛筆による自筆で、

堀辰雄夫人の多恵氏によって選ばれました。

 

平成13年に文学碑が建った際、碑文にちなみ馬酔木を植え、現在にいたっております。

 

この度ご寄贈いただいた馬酔木は、かつて堀辰雄が愛でた浄瑠璃寺の馬酔木です。

馬酔木に憧れを抱いて旅に出た堀辰雄。晩年暮らした自宅の庭に、はるばる京都から旅をして佇む馬酔木の姿は感慨深く、大切に育ててまいりたいと思います。

 

 

O(オー)村だより 令和 5月号

日々、緑を増す山々の自然の力強さを感じる今日この頃です。

足元に目を向けると、小さな花々が色とりどりに咲いていますね。

 

 

当館のサクラソウも花開きました!

 

 

玄関までのアプローチの、苔の美しさをぜひ直接ご覧いただきたいです。

さまざまな鳥の鳴き声も楽しみのひとつです。

 

毎年5月28日の辰雄の命日を偲んで行われる「野いばら講座」ですが、去年に続き今年も中止となってしまいました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございませんでした。

 

辰雄が完成を心待ちにしていた書庫

同じ目線で眺めたら、ひとりひとり何を感じるでしょうか。

ぜひごゆっくりご覧ください。

 

O(オー)村だより 令和3年 4月号

小鳥たちのさえずりが響く季節となり、堀辰雄文学記念館も新年度を迎えました。

本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

堀辰雄が生前愛でた梅の花。

やわらかな陽のもとに咲き始めました。

 

旧宅前の梅の木

 

企画展を現在開催中です

 堀辰雄文学記念館では、企画展「堀辰雄の品々 ー新収蔵品を中心にー」を開催中です。

 「堀辰雄文学記念館」開館以降に堀家や関係者から収集した書籍、書簡等の新収蔵資

   料を中心に、堀辰雄の文学を展示しております。
 また今年、没後50年を迎える深田久弥氏
19031971)と堀辰雄の長年の交流を、

 書簡や書籍からご紹介します。

 

  開催期間:令和3年3月18日(木) ~ 6月22日(火)

  開催場所:堀辰雄文学記念館

  開館時間:9時~17時(最終入館16時30分)

  入館料:おとな400円(300円)/小中高生200円(150円)

      ※( )は20人以上の団体料金

  休館日:水曜日(祝日の場合は開館)

  TEL/FAX:0267-45-2050

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 堀辰雄文学記念館
電話番号:0267-45-2050
電子メール:horikinen(アット)town.karuizawa.nagano.jp
備考:メール送信時はE-mailアドレスの(アット)を半角@に変換してから送信下さい。