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令和2年9月1日 第698号

14.海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

【問い合わせ】 総務課 防災係 45-1880

 長雨や大雨により地面に大量の水がしみ込むと、弱く
なった斜面が崩れるため、がけ崩れのほとんどは、梅雨や
台風の時期に発生します。
 一般的に、1時間に20ミリ以上、または降り始めから
100ミリ以上の雨が続いたら、がけ崩れの危険性が高くなり
ます。梅雨や台風の時期には十分な警戒が必要です。

①中央部縦断コース ②西側北上コース ③東側北上コース
④南側東進コース ⑤対馬海峡から日本海中部を北東進コース

(出典:長野地方気象台HP)

 雨や風などの気象条件は、刻々と変化していきます。正しい情報に基づき、家族や地域が力を合わせて対応
しましょう。

 気象庁は、風水害や土砂災害を防止・軽
減するために、大雨警報などの防災気象情
報を発表し、注意や警戒を呼びかけていま
す。
 これらの情報のうち、警報以上の特に注
意が必要なものについては、町の防災行政
無線、メール配信サービス等でも住民の皆
さんにお知らせします。
 右図に大雨が予想された場合の各種防災
気象情報の内容とタイミングの一例を示し
ます。どんなときにどんな情報が発表され
るのかをイメージしてみてください。

災害から身を守るための情報

1

大雨の場合に気象台が発表する防災気象情報

大雨に関する気象情報

警報・注意報に先立ち発表

大雨に関する気象情報

雨の状況や予想を適宜発表

大雨注意報

警報になる可能性がある場合はその旨記述

大雨に関する気象情報

刻一刻と変化する大雨の状況を発表

土砂災害警戒情報

土砂災害の危険度がさらに高まった場合

に県と気象台が共同で発表

記録的短時間大雨情報

数年に一度の猛烈な雨が観測された場合

に発表

大雨警報

大雨の期間、予想雨量、警戒を要する事

項などを示す

約1日程度前

大雨の可能性が

高くなる

半日~数時間前

大雨が始まる

強さが増す

大雨が一層

激しくなる

被害の拡大が

懸念される

数時間~  

  2時間程度前

記録的な

大雨出現

(気象庁資料を参考にして作成)

重大な災害の

危険性が著しく

高まっている

特別警報

警報の発表基準をはるかに超える現象に

対して気象庁が発表

 特別警報は、気象警報の発表基準をはるかに超える豪雨等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっ
ている場合において、最大限の警戒を呼びかける情報です。「特別警報」が発表された場合、お住まいの地域
は数十年に一度の非常に危険な状況にあります。

直ちに命を守る行動をとってください。

特別警報が発表されたら直ちに命を守る行動を

 長雨や大雨により地面に大量の水がしみ込み、弱くなった斜面が崩れる
ため、がけ崩れのほとんどは、梅雨や台風の時期に発生します。
 一般的に、1時間に20ミリ以上、または降り始めから100ミリ以上の雨
が続いたら、がけ崩れの危険性が高くなります。梅雨や台風の時期には十
分な警戒が必要です。

梅雨や台風の時期には十分警戒を

①中央部縦断コース ②西側北上コース ③東側北上コース 

④南側東進コース ⑤対馬海峡から日本海中部を北東進コース



(出典:長野地方気象台HP)

長野県に災害を及ぼす台風コース

気象状況に注意し、早めの対応を

1

13

秋雨や台風の時期には十分警戒を

 気象情報では、よく「1時間雨量○㎜」、「風速○m」という表現が出てきま
す。そのときの雨や風の強さが具体的にはどのようなものなのか、イメージし
てみましょう。

(以下は、いずれも気象庁資料を参考にして作成)

大雨時の外出は控えましょう

 台風時など大雨が降っているときに、田畑や河川・水路の様子を見に外出し
た方が洪水に巻き込まれ、命を落とすという痛ましい事故が多発しています。
 ふだん歩き慣れた道や場所でも予期せぬ災害に巻き込まれるおそれがありま
すので、大雨時は緊急性がなければ外出は控えましょう。

 自主避難の目安にするため、ペットボトルやコップを使って簡易雨量計を
作り、雨量を計測してみてはいかがでしょうか。「降り始めから○○㎜まで
達したら避難準備」などと家族で取り決めておくのもよいですね。
 雨量計は屋根などの障害物のない平坦な場所に置きましょう。

ペットボトルやコップを使って雨量確認

Check !

雨の強さと降り方

(1時間雨量:㎜)

風の強さと吹き方

(平均風速:m/秒)

降り方

吹き方

10以上

20未満

やや強い雨

(ザーザーと降る)

地面からの跳ね返りで、足元が濡れる。

20以上

30未満

強い雨

(どしゃ降り)

ワイパーを速くしても見づらい。

30以上

50未満

激しい雨

(バケツをひっくり返したように降る)

高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じ、ブレー

キが効かなくなる。(ハイドロプレーニング現象)

50以上

80未満

非常に激しい雨

(滝のように降る)

傘は全く役に立たなくなる。

水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪

くなる。

80以上

猛烈な雨

(息苦しくなるような圧迫感。恐怖を感じる)

10以上15未満

やや強い風

風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。

樹木全体が揺れ始める。

15以上20未満

強い風

風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。

電線が鳴り始める。

20以上25未満

非常に強い風細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。

看板が落下・飛散する。

25以上30未満
30以上35未満

猛烈な風

35以上40未満

多くの樹木が倒れる。

電柱や街灯で、倒れるものがある。

ブロック塀で、倒壊するものがある。

40以上

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 気象情報では、よく「1時間雨量○ミリメートル」、「風速○メー
トル」という表現が出てきます。そのときの雨や風の強さが具体的
にはどのようなものなのか、イメージしてみましょう。

(以下は、いずれも気象庁資料を参考にして作成)

 気象情報では、よく「1時間雨量○㎜」、「風速○m」という表現が出てきま
す。そのときの雨や風の強さが具体的にはどのようなものなのか、イメージし
てみましょう。

(以下は、いずれも気象庁資料を参考にして作成)

大雨時の外出は控えましょう

 台風時など大雨が降っているときに、田畑や河川・水路の様子を見に外出し
た方が洪水に巻き込まれ、命を落とすという痛ましい事故が多発しています。
 ふだん歩き慣れた道や場所でも予期せぬ災害に巻き込まれるおそれがありま
すので、大雨時は緊急性がなければ外出は控えましょう。

 自主避難の目安にするため、ペットボトルやコップを使って簡易雨量計を
作り、雨量を計測してみてはいかがでしょうか。「降り始めから○○㎜まで
達したら避難準備」などと家族で取り決めておくのもよいですね。
 雨量計は屋根などの障害物のない平坦な場所に置きましょう。

ペットボトルやコップを使って雨量確認

Check !

雨の強さと降り方

(1時間雨量:㎜)

風の強さと吹き方

(平均風速:m/秒)

降り方

吹き方

10以上

20未満

やや強い雨

(ザーザーと降る)

地面からの跳ね返りで、足元が濡れる。

20以上

30未満

強い雨

(どしゃ降り)

ワイパーを速くしても見づらい。

30以上

50未満

激しい雨

(バケツをひっくり返したように降る)

高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じ、ブレー

キが効かなくなる。(ハイドロプレーニング現象)

50以上

80未満

非常に激しい雨

(滝のように降る)

傘は全く役に立たなくなる。

水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪

くなる。

80以上

猛烈な雨

(息苦しくなるような圧迫感。恐怖を感じる)

10以上15未満

やや強い風

風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。

樹木全体が揺れ始める。

15以上20未満

強い風

風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。

電線が鳴り始める。

20以上25未満

非常に強い風細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。

看板が落下・飛散する。

25以上30未満
30以上35未満

猛烈な風

35以上40未満

多くの樹木が倒れる。

電柱や街灯で、倒れるものがある。

ブロック塀で、倒壊するものがある。

40以上

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(1時間雨量:ミリメートル)

(平均風速:メートル/秒)