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令和元年6月1日 第683号
野生動物にご注意を!散歩の際は音の鳴るものを!
クマの行動や性質は、一頭一頭で大きく異なるため、町では捕獲さ
れたクマに電波発信器を装着し、行動を常に監視しています。場合に
よってはベアドッグによる追い払いを行い、クマに居てはいけない場
所を教え込みます。被害を起こす可能性のあるクマは特定し、個別の
対応を行っています。
住宅地を森や山に囲まれる軽井沢町は、ツキノワグマ対策やクマに
出会わないための予防をしていても、特に親から独り立ちした直後の
クマや、移動中のクマと遭遇してしまうことがあります。その際は、慌てず後ずさりしてその場を離れてくださ
い。また、できるだけ落ち着いて観察していただき、大きさや行動などの情報収集にご協力をお願いします。
クマに関する情報は看板のほか、広報、メール配信サービス、ホームページ等で発信していますのでご活用く
ださい。
【問い合わせ】 NPO法人ピッキオ 090-3585-9763
アライグマ、ハクビシン、アメリカミンク(ミンク)は、もともと日本
に生息していない外来生物です。アライグマとミンクは特定外来生物に
指定され、輸入・飼育および販売・運搬(移動)・野外へ放つ等の行為が
法律により禁止されています。
アライグマとハクビシンの場合、別荘など人気のない家屋の天井裏に
住みつき、天井裏の糞尿汚染、物音など侵入被害を起こします。
侵入被害は、床下や壁の穴、隙間、通気口などを日頃からチェックす
ることで防止できます。また、廃屋や神社等、人の出入りの少ない建物
にも侵入することがあります。
農作物などの食害は、複数の動物が関わる場合が多く、複数種に対応
できるよう、防護ネットを下から上まで隙間なく張る、電気柵の段数を
増やす、防護ネットと電気柵を組み合わせる等の工夫が必要です。
屋内外に、許可なく罠をかけるのは違法行為となりますので、ご注意ください。
ハクビシンはすでに全県に生息数を拡大しています。アライグマは、早期に対策することで、急激な増加を防ぐ
ことが可能です。ミンクは水辺に生息し、魚や鳥、小動物を捕食します。アライグマやミンクの目撃、生態系への
被害や、家屋侵入等の生活被害がある場合は、ご連絡ください。
【問い合わせ】 NPO法人生物多様性研究所あーすわーむ 45-5642
床下に入ろうとするアライグマ
縞状の尾が特徴
私たちが暮らす町は、豊かな自然に育まれ、
多くの野生動物の生息地域とも重なっています。
そのため、野生動物との遭遇、被害等のトラ
ブルが発生します。
住民の皆さんが安心して暮らすために、町で
は様々な対策を実施しています。
昨年度の状況を中心に報告します。
野生動物
への
取り組み
初夏にはクワの実を好んで食べる
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ツキノワグマ
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アライグマ・ハクビシン・アメリカミンク
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