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Welcom to Town of Karuizawa

町の50年後・100年後は(平成27年1月1日)

2015年1月1日 登録

軽井沢町の50年後・100年後は

 

 この度、「軽井沢22世紀へのはばたき」と題して、軽井沢町の50年後・100年後のグランドデザインを発行しました。5年先もわからない流れの速い現代社会にあって、そんなビジョンが必要なのかと思われる方もいらっしゃることと思いますが、私は流れの速い社会だからこそ、未来の町のあり方を考えておくことが重要であると考えています。

 

待ったなしの環境問題

 

 その想いに至った二つの事柄を紹介いたします。

2001年春、長野市において、フォーラム『地球派市民のまち循環型社会をめざして』が開催されました。講師は世界的な環境シンクタンクであるワールドウォッチ研究所理事長のレスター・ブラウン氏です。内容は、当時としてはかなり刺激的なものであり、地球規模での環境悪化が進行し、地球環境を修復するために人類に残されている時間は短い、とするものでした。13年を経過した現在、修復するどころか、さらに深刻化しているのはご承知の通りです。私たち一人ひとりは地球環境悪化の被害者でありますが、同時に加害者でもあることを深く認識して、行動に移さなければなりません。そのためにも公の場で論じ、新しい軽井沢のライフスタイルを見つけ出さなければなりません。

 

コンパクトシティへ

 

 そして、軽井沢町です。軽井沢町は1993年の上信越自動車道の開通、1997年の長野新幹線開業以降、急速に人口が増加してきました。過疎化する地方都市においては人口増加を大きな目標としていますが、こと当町においては必ずしもそうではありません。森や林が切り拓かれて建物が林立する、これが続くと自然環境が売りの軽井沢町にとって致命傷になりかねません。だからと言って、木を一本も切ってはいけない、とする考えには賛同しかねます。軽井沢町に居を移していただいた方々は大歓迎です。要は増えつつある人口をどう受け止めるかです。自然保護と人口増の整合性をどう取るか、それは一定エリアに居住を誘導し都市拡散を抑えることにあると考えます。いわゆるコンパクトシティです。省エネルギー都市でもあります。一定エリアとは駅を中心とする都市部、そして幹線道沿線などです。そのエリアに公共交通網を整備してアメニティ(快適性)を高め、買い物や通学に、そして通院等に便利なまちをつくる。もちろん、町内には豊かな個性を持ったたくさんの区があります。衛星的に都市部と連携して、自然と空間の豊かな村落を形成したらと考えます。

 コンパクトシティは人口減少社会対応としても有効です。

 

若い力を育む

 

 軽井沢町では昭和47年に自然保護対策要綱をつくり進めてきました。この要綱あって、今日の軽井沢があるのですが、さらにLRT(次世代型路面電車)などの公共交通網整備や国際会議都市の推進などのビジョンを提案して、安定した経済基盤の上にこれからの軽井沢町を創造していかなければなりません。そのカギを握るのは、何といっても子どもたちでしょう。立ちはだかる地球規模での環境問題や現代病である都市問題。失われつつある家庭や地域の絆、心の交流の喪失等々です。刹那的(今のことしか考えないさま)に捉えるのではなく、未来を見据えて果敢に挑戦する若き力を育むことが、教育にもっとも求められることであると思います。

 

22世紀風土フォーラムのスタート

 

 軽井沢グランドデザインは、全体構想と5エリアデザインで構成されています。5エリアにない地区は何もやらないわけではありませんし、イラストで示されたエリアだけをすぐにやるというものでもありません。ここに掲げたのは問題提起であって、住民の皆さんが将来の軽井沢を語るときの材料にしていただきたいのです。もちろん、グランドデザインは絵空事をまとめたものではありません。町の現状を踏まえて検討を重ね、意見公募(パブリックコメント)ほか、多くの皆様の想いを込めています。

 次なるステップですが、「22世紀風土フォーラム」をスタートさせて、住民の皆さんや行政職員ほか多くの協力者の下、知恵と力を結集して進めていきたいと思います。

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