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ナンジャモンジャが見頃を迎えました 花だより 2025年 6月1日
6月1日植物園で見られる植物です。
ナンジャモンジャ=ヒトツバタゴ(モクセイ科)
本州(長野・岐阜・愛知県)、九州(対馬)の丘陵のやや湿り気のある場所に生える雌雄異株の落葉高木です。枝先に白色の花が複数咲いている様子が見られました。
ナンジャモンジャの名前は見慣れない植物であることに由来するそうです。
ハクウンボク(エゴノキ科)
北海道、本州、四国、九州の山地に生える落葉小高木です。複数の株で白色の花が咲いている様子が見られました。
ハクウンボクの名前は、白い花が群がって咲く様子を白雲に見立てたことに由来するそうです。
コケイラン(ラン科)
南千島、北海道、本州、四国、九州の林の湿り気のある場所に生える多年草です。斑点のある白色の花が咲いている様子が見られました。
レンリソウ(マメ科)
本州、九州の湿り気のある草地に生える多年草です。複数の株で紫色の花が咲いている様子が見られました。
観賞用等に栽培されるスイートピーは、本植物と同じマメ科レンリソウ属に分類されています。
グンナイフウロ(フウロソウ科)
北海道(西部)、本州(磐梯山~伊吹山)の山地の草地に生える多年草です。複数の株で青紫色~紅紫色の花が咲いている様子が見られました。
名前のグンナイは、現在の山梨県南都留郡と北都留郡にあたる地域の名称。
ヤナギトラノオ(サクラソウ科)
南千島、北海道、本州(中部以北)の湿原に生える多年草です。黄色の花が咲いている様子が見られました。
ニッコウキスゲ(ススキノキ科←ワスレグサ科←ユリ科)
南千島、北海道、本州(中部以北)の山地の草原などに生える多年草です。複数の株で橙黄色の花が咲いている様子が見られました。
ハナヒョウタンボク(スイカズラ科)
本州(青森・岩手・群馬・長野県)の一部の山地にまれに生える落葉小高木です。ひきつづき複数の株で白色から淡い紅紫色の花が咲いている様子が見られました。
軽井沢町の準町花。
この他、アイヅシモツケ、アブラツツジ、アマドコロ、アヤメ、イワニガナ、ウマノアシガタ、ウラジロウツギ、エビネ、オオチゴユリ、オオツリバナ、オオムラサキツユクサ、オオヤマフスマ、オニタビラコ、オランダガラシ、カザグルマ、カマツカ、カラフトイバラ、カントウマユミ、キジカクシ、ギョウジャニンニク、ギンラン、クサノオウ、クリンソウ、クロバナロウバイ、ケムリノキ、コウライテンナンショウ、コウリンタンポポ、コゴメウツギ、コマユミ、ササバギンラン、サツキ、サラサドウダン、サワフタギ、サンザシ、サンショウバラ、シャク、シラン、スイバ、セイヨウタンポポ、セリバヒエンソウ、センダイハギ、タニウツギ、タンザワウマノスズクサ、チョウジソウ、ツクシタツナミソウ、ツクバネウツギ、ツクバネソウ、ツリバナ、ツルジュウニヒトエ、テマリカンボク、トサシモツケ、トチノキ、ニシキギ、ニワフジ、ハコネウツギ、ハタザオ、ハマナス、ハルナユキザサ、ヒメウツギ、ヒメヘビイチゴ、ヒロハコンロンソウ、フタリシズカ、ベニウツギ、ベニサラサドウダン、ベニドウダン、ベニバナトチノキ、ホオノキ、ミズキ、ミヤコワスレ、ミヤマキリシマ、モチツツジ(花車)、ヤブデマリ、ヤマハタザオ、ルリソウ、ワスレナグサなどご覧いただけます。
*この情報は1~2週間程度で更新しますが、天候、気温の急な変化により花の時期を過ぎてしまう場合があります。ご了承ください。
*科名は現在の植物分類学の水準をよく反映しているといわれる分類体系に従った科名を採用しました。これまで一般的な図鑑などで採用された科名と異なる場合には、これまで採用された科名も記してあります。