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平成30年12月1日 第677号
がん検診を受けましょう
で
す。
他にもきれいな道路の上を元
気に走り回れたり、毎日安全に
学校へ通いきれいな教科書を使
って学習ができるのも、すべて
税金のおかげです。
私達は税金によって整えられ
た恵まれた環境の中で生活でき
ることに感謝し、今受けさせて
もらっている教育を生かして、
社会の役に立つ人間になって、
しっかりと納税をしていきたい
です。そして私達の先の世代の
人も今のような良い環境で生活
する事ができるような世の中を
つくっていきたいです。
軽井沢町長賞
「みんなでつくる国」
軽井沢中学校三年
阿
あ
べ
部
璃
り
こ
子
私達が何か買い物する時は必
ず消費税を納める。大人になれ
ば、自動車税や所得税、道府県
民税などたくさんの税金を自分
で納めることになる。しかし、
なぜ税金を納めるのか、私が長
だ。私ももっと復興のために税
金を使ってほしかった。そんな
話をしてくださっている時の顔
が忘れられない。
税金は大切なものであり、日
本に住む私達が国へ税金を納め
ることは当然のことだ。私が大
人になったら、今税金を納めて
くれている人達に感謝の気持ち
も込めて納めようと思う。そし
て未来を担う子ども達のため、
お
年
寄
り
の
た
め、
復
興
の
た
め
に。絶対に間違った使い方をし
てはならないし、使い方につい
て
も
考
え
る
べ
き
だ。
税
金
に
つ
いて、こうしてよく考えてみる
と、色々な思いが込み上げてく
る。しかし、私はこのような機
会をいただけて本当に良かった
と
思
う。
こ
の
気
持
ち
を
持
ち
続
け
、
こ
れ
か
ら
も
生
活
し
て
い
き
た
い。
【
問い合わせ】
税務課
町民税係
45‐8514
の事が心配になりました。今ま
で親と共に生活してきた私は、
これからの人生で施設の先生方
と生活していく上で、お金がど
こから出るのかが不安で、もし
私達が使ったお金が両親に請求
されてしまったら両親の負担に
なってしまうと思うと不安でし
か
た
が
な
く
な
っ
て
し
ま
い
ま
し
た。いてもたってもいられなく
なった私は、まだ名前も知らな
い
先
生
に
聞
き
ま
し
た。
「
私
達
の
使ったお金はどこから出るんで
すか?」すると先生は優しい顔
で「心配しなくていいよ。ここ
のお金はすべて税金で賄われて
い
る
ん
だ
よ。
」
と
教
え
て
く
れ
ま
した。
この会話を通して、私は初め
て税金というもののありがたみ
に気づくことができました。今
まで何のために納めているか分
からず、もったいないと思って
い
た
税
金
に
私
達
は
救
わ
れ
た
の
で
す。
今
、
私
達
が
暮
ら
し
て
い
る
施
設
で
は、
長
野
の
美
し
い
自
然
の
中、たくさんの子どもたちが笑
顔で元気に暮らしています。そ
の笑顔があるのは税金のおかげ
年疑問に思っていたことは、学
校で税についての講演会が行わ
れたことで解決された。
「一番困るのは私たち自身。
」
税金がなければ病院へも学校へ
も簡単に行くことができなくな
る。私がこうして素晴らしい校
舎で毎日の生活を送ることがで
きるのは当たり前ではない。親
や地域の方、たくさんの方のお
かげだ。それを考えると感謝の
気持ちでいっぱいになると同時
に、公共のものを大切に使う必
要性が感じられた。このように
私達が勉強できる環境が整って
いるということは、日本の社会
制度が整っている証だろう。税
金は快く納めるべきだ。
し
か
し、
そ
う
し
て
快
く
納
め
る
こ
と
が
で
き
な
い
こ
と
も
確
か
だ
。
最
近、
国
会
議
員
の
不
正
な
使用が報道されているからだ。
そうすると国民の信頼も得るこ
とができない。国会議員に対し
て良いイメージがもてない、す
ると選挙へ行こうと思わない。
税金の重さ、それを納めている
人の顔、もっと真剣に考えるべ
きだ。
東日本大震災で大きな被害を
うけた方達と話をする機会があ
った。東京オリンピックは素直
に喜ぶことができないと言う。
復興の工事が全く進まないそう
佐久納税貯蓄組合連合会が、
中学生の「税についての作文」
を募集したところ、佐久地域の
中学校
17校から539編の応募
がありました。その中から、佐
久税務署長賞・軽井沢町長賞を
紹介します。
佐久税務署長賞
「税金の大切さ」
軽井沢中学校三年
藤
ふ
じ
も
と
本
心
こ
ろ
ね
音
「
ど
う
し
て
こ
ん
な
に
税
金
を
払
わなくてはいけないんだろう」
それが私の税金という制度に対
する率直な感想でした。国は増
税をするばかりで、自分が損を
し
て
い
る
よ
う
な
気
持
ち
で
い
ま
し
た。
ですが、私は税金で賄われた
お金で毎日生活させてもらって
います。
私は約三年前、東京から突然
長野へ兄弟と共にこの身一つで
移ってきました。その理由は両
親
が
私
を
育
て
る
事
が
難
し
く
な
り、児童相談所の方々が私を連
れて今の施設に訪れました。
あまりに突然の事でどうして
いいか分からなかった私はお金
「税
に
つ
い
て
の
作文」
入選作品紹介