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平成30年7月1日 第672号

 肝炎の感染に気付かないまま放置すると、知らない間に病気が進行して肝硬変や肝がんなどの重篤な状態に

つながる恐れがあります。

 肝炎は、肝臓の細胞に炎症が起こり、肝細胞が壊れていく病気です。その原因は、ウイルスや脂肪肝、アル

コール等様々ですが、日本では、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスによる肝炎が多くを占めていま

す。感染すると、だるさ、食欲不振等、風邪に似た症状が出る場合もありますが、「肝臓は『沈黙の臓器』」と

いわれるように自覚症状が無く、検査を受けなければ発見することができません。

 現在、ウイルス性肝炎は治る、もしくはコントロールできる病気になっています。

※軽井沢病院では、同時に肺がん(胸部レントゲン検査)検診・大腸がん(便潜血検査)検診・前立腺がん

 (血液検査)検診も受けることができます。

 軽井沢病院での検診を希望する方は、希望日の15日前までに申し込んでください。

【対象者】

①40歳の男女

     ②40歳以上でこれまでに肝炎ウイルス検診を受けたことがない方

7月28日は日本肝炎デー

  

~肝炎ウイルス検査のご案内~

40歳からは少なくとも一生に一回は肝炎ウイルス検査を受けましょう!

【申し込み・問い合わせ】 保健センター 45-8549

と  き

ところ

検診内容

料 金

7月19日㈭・26日㈭

受付:14時~14時15分

なお、年間を通じて平成31年3月まで実施して

います。

軽井沢病院

肝炎ウイルス検査※

700円

がん検診を受けましょう

 わたしたちの体は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れてし

まいます。やがて、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで、めまいや吐き気、意

識障害を起こします。その状態が「熱中症」です。

 熱中症が起こるのは炎天下の屋外だけでなく、室内でも発症し、重症化すると死に至ることもあります。

熱中症についての正しい知識を身につけ、熱中症を防ぐための体づくりをしましょう。

熱中症を予防しましょう

【問い合わせ】 保健センター 45-8549

外出時の工夫

直射日光を避けて、日陰を選んで歩く

日傘や扇子を使用する

つばのついた帽子を着用する

涼しいところでこまめに休息をとる

こまめな水分補給

喉の渇きを感じなくても水分をとる

たくさん汗をかいたら塩分も補給する

外出時も飲み物を持ち歩く

室内の温度管理

エアコンや扇風機で室温を調節する

カーテンやすだれで日光をさえぎる

冷房は強すぎると外気温との差が大き

 くなり、体の負担になるので要注意

涼しい服装

通気性がよく、吸汗・速乾性があるも

 の、襟ぐりがあいたものを着用する

熱を吸収しやすい黒は避ける

保冷剤・冷たいタオルで体を冷やす

急に暑くなる日に注意

気温の変化に体が慣れていないため、

 暑くなり始めや梅雨明け後の数日間は

 注意する

暑さにそなえた体力づくり

普段からウォーキングなどで汗をかく

 習慣をつける

食欲がないときは口当たりの良いもの

 を選び、食事は欠かさないようにする

熱中症予防の

ポイント