= 15 =
平成30年3月1日 第668号
大切な人、大切なまちを守る
消防団
野
鳥
が
好
き
な
人
に
、
出
会
っ
て
み
た
い
青
い
鳥
は
?
と
聞
け
ば
、
オ
オ
ル
リ
と
コ
ル
リ
が
、
回
答
の
双
璧
を
な
す
と
思
わ
れ
ま
す
。
確
か
に
声
良
し
、
姿
良
し
、
の
彼
ら
は
、
南
国
情
緒
あ
ふ
れ
る
魅
力
を
持
っ
た
、
夏
の
森
の
人
気
者
で
す
。
一
方
で
、
ル
リ
ビ
タ
キ
、
と
答
え
た
方
は
、
か
な
り
の
鳥
好
き
と
お
見
受
け
し
ま
す
。
茂
み
に
隠
れ
て
単
独
で
過
ご
す
た
め
に
目
立
ち
は
し
ま
せ
ん
が
、
そ
の
名
の
通
り
、
大
人
の
オ
ス
の
背
中
は
瑠
璃
色
で
、
脇
腹
に
橙
色
の
羽
毛
、
ク
リ
リ
と
し
た
大
き
な
目
、
と
ア
イ
ド
ル
に
な
る
素
質
は
十
分
に
持
っ
て
い
ま
す
。
浅
間
山
麓
で
は
四
季
を
通
じ
て
見
る
こ
と
が
で
き
、
実
は
一
番
近
く
に
い
る
「
幸
せ
の
青
い
鳥
」
で
も
あ
り
ま
す
。
三
月
頃
か
ら
標
高
の
高
い
場
所
へ
移
動
し
て
、
さ
え
ず
り
ま
す
。
「
ヒ
リ
ョ
ヒ
リ
ョ
ヒ
ュ
ル
ル
・・
・
」
と
い
う
歌
声
は
尻
下
が
り
の
調
子
で
、
冬
の
間
に
弱
っ
た
バ
ッ
テ
リ
ー
が
、
春
と
い
う
季
節
の
エ
ン
ジ
ン
を
か
け
よ
う
と
し
て
い
る
か
の
よ
う
で
す
。
春のエンジン。始動
浅間山麓の
仲間たち
○
NPO法人ピッキオ
46–3818
175
●
噴火への備え
●
浅間山は、過去に天仁(1108年)や天明(1783年)の大規模噴火により大きな被害が発生した記録が
あります。明治時代末期から昭和30年代にかけても、小規模ながら爆発的噴火が発生していました。
浅間山では、噴火に伴う現象が影響を及ぼすおそれのある範囲を図示したハザードマップが過去に複数
作成されましたが、最新の知見・手法等を用いて、避難計画等のさらなる充実・強化を図るための基礎資料
として、大規模噴火を想定した火山ハザードマップを作成することとしました。
噴火時の迅速な避難を実現させるには、避難行動をとる住民の皆さんや登山者等が、噴火に伴う火山現象
による影響範囲や避難場所の位置、避難経路を正確に理解しておくことが重要です。今回作成するハザード
マップでは、
影響範囲を確認
することが可能になります。さらに、市町村ごとに
住民の皆さんや登山者等
にとって必要な避難場所の位置等の防災情報をハザードマップに加えた「火山防災マップ」
の作成を進め
ます。
また、ハザードマップは、浅間山の統一的な避難計画を作成するうえでも重要な基礎資料として、
各市町村や防災関係機関で活用していきます。
平成30年3月末に開催する浅間山火山防災協議会での承認を経て、公表します。
平成30年3月末に開催する浅間山火山防災協議会での承認を経て、公表します。
●
作成後の火山ハザードマップの利用方法について
●
浅間山火山防災協議会における火山防災対策への取り組み
~浅間山火山ハザードマップを作成しています~
浅間山周辺の自治体や防災関係機関で構成する浅間山火山防災協議会では、浅間山で想定される火山現象の
状況に応じた警戒避難体制の整備、地域住民等の防災意識の向上等を目的に火山防災対策を進めています。
【問い合わせ】 消防課 防災係 45-1880
平成29年度に完成予定のハザードマップ
大規模噴火を想定した火山ハザード
マップ(新規作成)
最新の知見とシミュレーションに基づき、大規模噴火を想定した
火山ハザードマップを新たに作成します。
小規模~中規模噴火を想定した火山
ハザードマップ(改訂)
平成23年度に協議会が作成した積雪期に発生が想定される融雪
型火山泥流マップを加えて改訂します。