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平成29年10月1日 第663号

○町政に対するご意見をお寄せください

○住所、氏名の記入をお忘れなく

時時刻刻



 

 

平和への小さな声

 

29日

 

。「

、「

。」

 大槌町では、平成29年度も引き続き復興事業を進め、今年度中には、おおむね面整備が終わる予定です。

 今後は、一人ひとりが実感する復興の実現のため、恒久的な住宅への速やかな移行支援、地域における

保健・福祉・医療体制の整備、教育環境の充実や新たな地域コミュニティの形成への支援など、ハード事業

だけでなくソフト事業の重要性が高まりつつあり、大槌町の発展に向けて引き続き取り組んでいく必要が

あります。

 町立図書館や御

おしゃ

社地

ふれあいセンターなどの機能を一つに集約した「(仮称)御社地エリア復興拠点施設」

(愛称:おしゃっち)が旧役場庁舎近くの御社地という地域に建設着工されています。この施設は、全国

初となる純木造3階建ての図書館を含む複合建築物で、文化発信の拠点、町民交流、震災伝承の場として

期待され、平成30年4月のオープン、図書館は、同6月の開館を目指して建設が進められています。

 東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町中心部の町方地区で、地元末広町商工会を中心に、多くの方

に親しまれてきた夏祭り「よ市」が8月12日、7年ぶりに開催され、町民や帰省客でにぎわいました。

 「よ市」では、ステージ発表、露店をはじめ、派遣元市町村職員を中心としたブースが設けられ、軽井

沢町からは観光パンフレットやノベルティが配布されました。

 平成31年3月の三陸鉄道の開業にあわせて、再建している大槌駅舎の外観が、8月11日・12日に開催

された「大槌駅デザイン総選挙」での投票により決定しました。

 大槌町にゆかりのある蓬莱島をモチーフにした、ひょうたん形の大きな屋根をもつデザインです。
 大槌町派遣から半年が過ぎ、まだまだ多くの課題が残されていますが、着実に復興は進んでいると

感じられます。

 また、応援職員という形で赴任しましたが、地元の方々の力強さに励まされることも多々あり、それ

を原動力に大槌町の復興・発展に向けて、引き続き頑張っていきたいと思います。

  軽井沢町派遣職員  大槌町復興局  復興推進課  統括管理班 小井土 祐樹 

荻 原 貴士 

東日本大震災から7年目を迎える大槌町

(仮称)御社地エリア復興拠点施設(愛称:おしゃっち)の完成イメージ

大槌町新駅舎 外観デザイン

現在の大槌町

イメージ図 デザイン図 大槌町提供