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平成29年8月1日 第661号

「食べ残しを減らそう県民運動~eプロジェクト~」

にご協力を

食品ロス削減国民運動キャラクター

愛称:ろすのん

おしえてRUIZAちゃん

おしえてRUIZAちゃん

最近、新聞やニュースで話題になる「食品ロス」とは何ですか?

Q.

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。

近年、世界中でこの「食品ロス」を減らすことが課題となっています。

A.

 日本では、年間2,775万トンの食品廃棄物等が出ています。

 このうち、食べられるのに捨てられている「食品ロス」は年間約621万トン(農林水産省および環境省

「平成26年度推計」)です。

 約621万トンの食品ロスのうち、約半分が一般家庭から出たものであり、食品ロスを国民一人当たりに換算

すると、“茶碗1杯分(約134グラム)の食べもの”が毎日捨てられていることになります。

 世界には、食料が不足し飢餓に苦しんでいる人々もいます。大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮

から、食品ロスを減らすことが必要です。

食品ロスを減らす工夫

①食材を「買い過ぎない」「使い切る」「食べきる」
②残った食材は別の料理に活用する
③「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解する
④外食での食べ残しをなくす
⑤フードバンク活動への協力
⑥30・10(さんまる・いちまる)運動の取り組み・実践
⑦どうしても捨ててしまう場合は、生ごみ処理機等を活用し、減量化する

【問い合わせ】 環境課 衛生係 45-8556

「賞味期限」と「消費期限」の違い

 ただし、賞味期限、消費期限の両方に言えますが、一度開封してしまった食品については、期限内であっても、

早めに食べるようにしましょう。

(農林水産省ホームページより引用)

 食品ロスを減らすために、食べ物をもっと無駄なく、大切に消費していくことが必要です。

 一人ひとりができることから取り組みましょう。

賞味期限

消費期限

 ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷

蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。

 開封していない状態で、表示されている保存方

法に従って保存したときに、おいしく食べられる

期限を示しています。賞味期限内においしく食べ

ましょう。

 ただし、賞味期限が過ぎても、すぐ食べられな

くなるとは限りません。

 お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食
品に表示してあります。
 開封していない状態で、表示されている保存方
法に従って保存したときに、食べても安全な期限
を示しています。
 消費期限内に食べるようにしましょう。

食品ロスとなっているもの

小売店

新商品販売や規格変更に合わせて店頭から撤去

された食品や、期限を超えたなどで販売でき

なくなった在庫など

レストランなどの飲食店

食べ残した料理や、提供できなかった仕込み

済みの食材など

家庭

調理の際に食べられる部分を捨てている食材、食べ残しや冷蔵庫

などに入れたまま期限を超えた食品など