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平成29年7月1日 第660号
長野県小児救急電話相談 ♯8000
♯8000でかからない時は 0263-34-8000
これからの季節は、熱中症になる人が増えてきます。初夏の突然の猛暑日、梅雨時の蒸し暑い日、
梅雨が明けたばかりの暑い日、季節の変わり目で急に暑くなったり、湿度が高くなったりする日は注意
が必要です。
熱中症予防のために
◦
室内では…
扇風機やエアコンを上手に使い、冷気を循環させましょう。すだれを利用して風通しをよくしたり、
打ち水も効果的です。暑い日は知らないうちに汗をかいているので、室内にいるときでもこまめに
水分補給(熱中症になっていない時には、麦茶がおすすめ!)をしましょう。イオン水等は糖分、塩分
も含まれているため、とりすぎには注意しましょう。
◦
屋外では…
日陰で過ごす時間を多くし、こまめな水分補給と休憩をとりましょう。水分はのどが渇く前にとる
ことが大切です。日傘や帽子の着用をおすすめします。
熱中症の症状
熱中症に注意
!
~7月は予防強化月間です~
【問い合わせ】 保健センター 45-8549
高 齢 者
●
体内の水分量が低く、体温調節の機能が弱く
なり自覚症状が出にくいため、熱中症にな
りやすいです。
子 ど も
●
体温調節機能が未熟なため、熱中症になりや
すいです。身長が低いため、地面に近く、照
り返しやアスファルトなどの高い温度にさら
されます。
【軽度】
・めまい ・たちくらみ
・大量の汗 ・気分が悪い
等
【中等度】
・頭痛 ・吐き気 ・だるさ
・集中力や判断力の低下
等
【重度】
・意識がない ・返事がない
・けいれん発作 等
応急処置をとり、回復しな
いときは医療機関を受診し
ましょう。
医療機関を受診しましょう。
すぐに救急車を呼びましょう。
救急車が到着するまでは、水をかけたり、濡
れタオルを、首筋、わきの下、太ももの付け
根などにあて大きい血管を冷やすことも効果
的です。
●
涼しい場所へ
移動
●
水分補給
●
衣類をゆるめ、
体を冷やす
応急処置