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平成29年6月1日 第659号
【問い合わせ】 環境課 野生鳥獣対策係
45-8556
国道18号線より北側の地域、旧軽井沢から千ケ滝西区に至る地域に、
一つの群れ(K群)が生息しています。K群は、離山を中心とした、
旧軽井沢、中軽井沢など住宅地・商業地に出没し、家屋侵入、ベランダ
等の糞尿、家庭菜園などの被害が多発していましたが、追い払い等の
成果により、現在は、住宅地・商業地への出没は激減しています。
但し、追い払いの目標地点(町北側国有林)の途中にある、星野、鶴溜、
千ケ滝地区等の住民の居住地域には、依然として出没しています。
町では、追い払いを鳥獣対策員2名とサル追い職員5名が、連日、4名体制で、朝6時半から日没頃まで実施
しています。
また、環境省にK群の捕獲駆除を申請し、許可を得ながら実施しています。K群は以前、100頭前後いましたが、
現在約20頭まで減少しています。捕獲によるストレスが掛かり、群れが分裂するなど、被害が拡大しないように
配慮しながら、慎重に捕獲を進めています。
住民の皆さんには町北側国有林へ生息区域を移動させるため、次のことをお願いします。「サルに餌を与えない」
「屋外にたべものを保管しない」「野鳥の餌台は適量を与え、サルが来たら直ちに片付ける」「サルはドアも自ら
開けるので、見かけたら戸締りを徹底する」等のご協力をお願いします。
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ニホンザル
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イノシシは、町内全域に生息していますが、出没、掘り起し等の情報
が特に国道18号線より北側に多く、昨年度は、旧軽井沢、新軽井沢など
の住宅地・商業地域や湯川ふるさと公園等、人の多い地域に何度も出没
しました。近年、日中に出没している若い個体が増えております。
イノシシは、大人オスは単独で暮らし、それ以外の大人メス等は
家族でのグループや若齢グループ等、複数の群れで生活しています。
地中の植物の根や、昆虫、ミミズなど採食するため、庭の苔、芝、
植木等を掘り起こす被害が多発しており、町への通報内容の大部分がこうした情報です。イノシシは、1歳から
2歳で繁殖能力を獲得し、毎年5頭から6頭産むので、ニホンジカと同様に増えやすい動物です。対策として、
「獲ること」、「被害防除」の2点が重要です。
町の対策として、猟友会に委託し、檻、罠による有害駆除を実施しています。昨年度の捕獲数は157頭と過去最
多でした。なお、檻、罠を設置している場所には、捕獲を記述した看板を設置していますので、もし見かけたら、
近寄らないでください。
イノシシを目撃した際には、むやみに近寄らないで、速やかに離れてください。また、庭の花壇、家庭菜園など
守るためには、防除ネットを被せる、防除柵で畑や敷地を囲う等の対策が重要です。皆さんのご協力をお願いします。
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イノシシ
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長野県内各地で分布域、生息数が増えています。群れで生活し、集団
で植物を採食するので、森林生態系に多大な影響を与えます。
町内でも出没が増えており、農作物被害、庭の植木被害などの情報
も寄せられています。軽井沢バイパス、国道18号線では、交通事故も
報告されています。なお、近年、国有林に面した別荘地周辺の山林で
は、冬から春にニホンジカに樹皮を採食された痕が顕著な地域も確認
されています。
町の対策として、猟友会に委託し有害駆除を進めています。
繁殖力が高く、2歳で出産し、毎年、1児を産む、増えやすい動物です。「獲ること」が重要な対策です。
捕獲頭数は、年々増加し、平成26年度、27年度には300頭を超え、昨年度は451頭に及んでいます。
猟友会員の方々の努力により捕獲を進めています。
家庭菜園を含む農作物被害については、防除柵の設置を推奨しており、町では被害防除柵の購入にあたって、
電気柵設置費用の補助を実施しています。詳しくは、問い合わせてください。
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ニホンジカ
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【問い合わせ】 環境課 野生鳥獣対策係 45‐8556