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平成28年8月1日 第649号

【問い合わせ】 生活環境課 衛生係 45-8556

食品ロス削減国民運動キャラクター

名前:ろすのん

おしえてRUIZAちゃん

おしえてRUIZAちゃん

最近、新聞やニュースで話題になる「食品ロス」とは何ですか?

Q.

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。

近年、世界中でこの「食品ロス」を減らすことが課題となっています。

A.

なぜ食品ロスの削減が必要なの?

 日本では、年間2,801万トンの食品廃棄物等が出ています。

 このうち、食べられるのに捨てられている「食品ロス」は年間約642万トン(農林水産省及び環境省「平成

24年度推計」)です。

 約642万トンの食品ロスのうち、約半分が一般家庭から出たものです。家庭における1人当たりの食品ロス

量は、1年間で約24.6キログラムと試算されています。

 これは、茶碗1杯分のごはんを150グラムと仮定すると、茶碗164杯分のごはんに相当します。

 世界には、食料が不足し飢餓に苦しんでいる人々がいるなかで、日本では1人あたり茶碗164杯分のごはん

を捨てているのです。

        食品ロス削減の工夫

① 食材を「買い過ぎない」「使い切る」「食べきる」

② 残った食材は別の料理に活用する

③「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解する※

④ 外食での食べ残しをなくす

⑤ どうしても捨ててしまう場合は、生ごみ処理機等を活用し、減量化する

【問い合わせ】 生活環境課 衛生係 45-8556

※「賞味期限」と「消費期限」の違い

(農林水産省ホームページより引用)

 ただし、賞味期限、消費期限の両方に言えますが、一度開封してしまった食品については、期限内であって

も、早めに食べるようにしましょう。

 食品ロスを減らすために、食べ物をもっと無駄なく、大切に消費していくことが必要です。

 食品ロス削減にご協力をお願いします。

食品ロスとなっているもの

小売店

新商品販売や規格変更に合わせて

店頭から撤去された食品や、期限切れなどで

販売できなくなった在庫など

レストランなどの飲食店

客が食べ残した料理や、客に提供できなかった

仕込み済みの食材など

家庭

調理の際に食べられる部分を捨てている食材、

食べ残しや冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなった食品など

賞味期限

消費期限

 ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵

や常温で保存がきく食品に表示してあります。

 開封していない状態で、表示されている保存方

法に従って保存したときに、おいしく食べられる

期限を示しています。賞味期限内においしく食べ

ましょう。

 ただし、賞味期限が過ぎても、すぐ食べられな

くなるとは限りません。

 お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食
品に表示してあります。
 開封していない状態で、表示されている保存方
法に従って保存したときに、食べても安全な期限
を示しています。消費期限内に食べるようにしま
しょう。