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平成28年6月1日 第647号

大切な人、大切なまちを守る 

消防団

家具の置き方、工夫していますか?

非常時に役立つもの準備、できていますか?

防災について家族全員で話し合いを

~リスクを限りなくゼロに近づけるために~

 災害による危険度(リスク)をゼロにすることはできませ

んが、小さな積み重ねで、ゼロに近づけることはできます。

 風水害や地震、火山の噴火といった災害が実際に発生した

場合を想定して、月に1度は、家族全員で話し合うよう心が

けましょう。

 定期的な話し合いの積み重ねで、いざという時には適切な

行動がとれるようになります。

 家族単位だけでなく、近所との話し合いもできれば一層心

強くなります。

 大地震が発生すると「家具は倒れ

るもの」と考えて、家具が倒れない

よう壁などに固定しましょう。

倒れた時に出入り口をふさいだりし

ないよう、家具の向きや配置を工夫

しましょう。 

 就寝中に地震に襲われると、子ども

やお年寄り、病人などは逃げ遅れる可

能性があります。なるべく避難しやす

い部屋に移り、背の高い家具などは、

置かないようにしましょう。

 電気、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておき

ましょう。また、自宅が被災したときは、安全な場所に移動し避難生活を送ることになります。あらかじ

め非常時に持ち出すべきものをリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておき

ましょう。

~食料備蓄のポイント~

 普段から食べている食料品を少し多めに

購入して、その一部を備蓄品とし、いざと

いう時に賞味期限切れを起こさないよう

に、日常生活で定期的に使いながら、なく

なった分を補充していく「循環備蓄」も有

効な備蓄方法の一つです。